[2880] La Florette Sumire rouge 2018 奥野田ワイナリー / ラ・フロレット・スミレ・ルージュ 2018

3,200円(税込3,520円)

ラ・フロレット・スミレ・ルージュ 2018

  国:Japan (日本)
 地域:Yamanashi (山梨)
 品種:Merlot (メルロー)
タイプ:Red (赤)
 SO2:瓶詰め時:50mg/L
 度数:12%

インポータコメント
2018年は穏やかな年で健全なブドウが収穫できました。
自社畑と契約栽培のメルローが半分ずつで、それらを除梗し醸し後プレスしステンレスタンクで発酵し、225Lの古樽で12 ヶ月熟成しました。

淡いガーネット色、さくらんぼやフランボワーズ、すみれ、土の香り、アタック柔らかく丸みあるタンニン、果実味が拡がり、若いさくらんぼを食べた時のほんのり渋味と酸味が口中に残ります。


■生産者
奥野田ワイナリー
本拠地:日本・山梨

甲府盆地の東側、山梨県甲州市塩山の旧奥野田地区。
「奥野田ワイナリー」として、多くの人から親しまれるワイナリーがあります。
そもそもここの出発点は、栽培農家がブドウを持ち寄ってワインを醸造する、1962年に設立された共同の醸造所でした。
1989年にそれを現オーナーの中村雅量さんが引き継いだのは、まだ26歳の時だったというから驚きです。

品質の高いワイン造りは、まず納得のいくブドウ栽培から!という事で、ブドウ栽培には古い歴史を持つこの地の、契約農家の方々と納得のいくまで関りながら栽培し、現在まで続く農家さん達との信頼関係を作ってきました。
1996年に自社畑を拓き、自らメルロー、カベルネ ソーヴィニヨン、シャルドネ、デラウェアを植え、今では自社ブドウと契約栽培のブドウの割合は、約半々のようですが、思い通りのワインが造れるようになるまでには10年ほどかかったそうです。
現在は2haほどの、標高も斜度も地質も景観も違う4 ヶ所の畑を所有し、中村さんと奥さんの亜貴子さん、そして数名のスタッフで耕運機も化学肥料も使用せずに、手作業によるナチュラルなブドウ栽培を行い、完熟したブドウから旨味とミネラル感あふれる、クリアーなワインを造っています。

ワインは低価格のデイリーワインから、オーク樽発酵や熟成のスペシャルなワイン。濁った微発泡や甘口のロゼなど、個性あふれるラインナップは、どれも完熟したブドウのナチュラルな味わいを楽しむことが出来、しかも食事に寄りそうワインです。

奥野田ワイナリーには、「奥野田ヴィンヤードクラブ」という会員制度があるのですが、これは奥野田ワイナリーのファンの皆さんに、集いと学びの場所を提供するものです。
栽培だけでなく剪定や畑の1年を通しての畑仕事を体験し、座学の講座も併せて、ワインづくりを学ぶことを目的としています。
自らが畑に立って、中村さんご夫妻やスタッフの方々と一緒に作業をし、学ぶことで、ワイナリーに対しても、ワインに対しても、深い愛情が育っているように思います。
また、ワイナリーの2階にはログハウスのテイスティングルームとショップがあり、予約すればワイナリー見学がどなたでも可能ですので、多くの人が集う奥野田ワイナリーの魅力に、皆さんも触れてみてください。

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