キャピテル 2020 (MG)
国:France (フランス)
地域:Languedoc (ラングドック)
品種:Roussanne (ルーサンヌ)
Vermentino (ヴェルメンティーノ)
タイプ:White (白)
土壌:グラヴェット
度数:11.8%
その他:1500ml
インポータコメント
ブドウは共にビクトールが4年前に植えた区画のものを使用。
ルーサンヌとヴェルメンティーノのブレンドであり、このミレジムではブドウの量が少なかったため、ビクトールはマグナムのみを生産することにしました。
ブドウは手作業で収穫され、直接圧搾した後に低温で浸軟し、ステンレス鋼のタンクで6か月間熟成されます。
名前はブドウ畑を見下ろすキャピテルに由来します。
キャピテルとは、モルタルを使用せずに乾いた石で作られた小さなイグルー型の小屋です。
ラングドックの農民やワイン生産者は、雨や太陽から避難する為、または道具を保管する為に使用していました。
非常に飲みやすい白。
ドライかつフルーティーで、アペリティフに最適です。
■生産者
Domaine Inebriati (ドメーヌ・イネブリアティ)
本拠地:フランス・ラングドック
イネブリアティという名前はラテン語で「酔っ払い」を意味します。
ドメーヌは家族の絆の物語でもあります。
ビクトール・ボーは、2010年に父親であるドメーヌ・ボートレのクリストフ・ボーから借りた2haの土地でワイン造りを始めました。
父のクリストフが1994年からオーガニックおよびビオディナミを実践してきた影響もあり、ビクトールは同じ道を歩み、最初からオーガニックのブドウでワインを造っています。
現在、ビクトールは畑を拡張し6haの広さに達するまでになりました。
ブドウ畑はラングドックの北部、Pic Saint Loup(ピク・サン・ルー)のアペラシオンにあり、コルコンヌとヴァキエールの間にあります。
ブドウの木は石灰岩の崖に囲まれた土地に植えられています。
ブドウの木はかなり古いもので樹齢80年になるものもあります。
テレ、クレレット、カリニャン、アラモンなどの古い品種だけでなく、シラーやグルナッシュの最近植樹したブドウもあります。
テロワールは、ラングドック地方で「グラヴェット」という名前で知られており、褐色の土とジュラ紀の石灰岩の小さな角張った石の混合です。
周囲の崖がゆっくり浸食されたことにより形成されました。
夏でも清々しさを保ち、排水性に優れているというメリットがあります。
ブドウは手で収穫され、化学薬品を使用せずに醸造されます。
年によって異なりますが、瓶詰めの際に、必要最低限の亜硫酸塩が追加されることがあります。
最高品質のワインを造るために自然でバランスの取れた土壌を形成し、環境を維持するというのが彼の目標だと言います。