ピュール・スーシュ 2020
国:France(フランス)
地域:Alsace (アルザス)
品種:Silvaner (シルヴァネール) 50%
Pinot Gris (ピノ・グリ) 30%
Riesling (リースリング) 20%
タイプ:White (白)
土壌:粘土・泥灰岩
栽培:ビオディナミ
認証:AB、ユーロリーフ
SO2:瓶詰め時にごく少量
度数:13%
インポータコメント
薄いイエローの色合い。
白桃やグレープル-ツの皮などの心地良いアロマ。
アタックは柔らかく、桃を思わせるフレッシュ&ジューシーな果実に溢れた口中。
余韻には微かに果 物の皮の心地良い苦みが広がる。
ガブガブ気軽に楽しめるワイン。
このキュヴェはアルザスの伝統的なエデルツヴィッカーを、ルイのスタイルで現代的に造り上げたものです。
ピュール・スーシュとは、フランス語で『純粋な起源』という意味です。
30 年前、アルザスでは生産量の 1/4 がエデルツヴィッカーでした。
エデルツヴィッカーは友人たちと一緒にビストロやワインバーなどで気軽に楽しむ“ヴァン・ド・ソワフ”でした。
その起源に立ち帰って生まれたワインのため、ピュール・スーシュ命名されました。
■生産者
LOUIS MAURER (ルイ・モーラー)
本拠地:フランス・アルザス
ルイ・モーラーは今年 23 歳になるアルザスでも最も若いヴァン・ナチュールの造り手です。
彼は醸造学校在学中にマルク・クライデンヴァイスとドメーヌ・セルツで研修し、ビオロジック農法のワインへの影響の重要性を学びました。
高校卒業後はカトリーヌ・リスが醸造所を間借りしていたルカ・リーフェルの下で 1 年半修行し、ヴァン・ナチュールについて実践で学びました。
2016 年から実家のドメーヌに参画し、当時 20 歳ながら、家族のワインとは別に、自身 の名前で 3 種類のヴァン・ナチュール(2016 ヴィンテージ)を醸造してデビューしました。
実家のドメーヌは⻑年ビオロジックでブドウ栽培を行っており、2009 年からはビオディナミも導入しているため、 ルイはさらに先に進みたいと考え、ブドウ以外には何も加えないヴァン・ナチュールの醸造 (SO2 も無添加で、必要な場合に限り瓶詰め時に最低限のみ添加する)に挑戦。
ルイはドメーヌの三代目になりますが、ドメーヌの創始者である祖父母も両親も彼の 挑戦を強く後押ししてくれたそうです。
ルイは、カトリーヌ・リスやジャン・ピエール・リエッシュ(二人とも隣村のミッテルベルクハイ ムに住んでいます)、パトリック・メイエと非常に仲が良く、頻繁に会ってワイン造りについて の考えや哲学について意見交換をしています。
ラベルデザインは彼のガールフレンドがデザイ ンしたものだそうです。