デフェルラント・ブラン 2021
国:France (フランス)
地域:Languedoc (ラングドック)
品種:Cinsault (サンソー) 50%
Chenin Blanc (シュナンブラン) 30%
Ugni blanc (ユニ・ブラン) 20%
タイプ:Orange (オレンジ)
栽培:ビオディナミ
度数:11%
インポータコメント
オリヴィエの新キュヴェ、デフェルラント。
日本語に直訳すると「砕波」という意味で、飲む人たちを喜びの方向に導く波を意味しています。
フレッシュな白桃やスモモ、熟れる前のマンゴーの果実味。
徐々にオレンジのような柑橘の果実味へと変化していきます。
ほんのりと塩味を感じるようなミネラル感に、貝の出汁のような旨味も乗っています。
マセラシオンワインですが、タンニンは優しく、口当たりはとてもまろやか。
爽やかな酸味のあるワインです。
柑橘を使ったサラダや、あさりの酒蒸しなどとも相性が良さそうです。
■生産者
Olivier Cohen (オリヴィエ・コエン)
本拠地:フランス・ラングドック
作り手:オリヴィエ・コエン
2014年1月、ラングドックに新しいドメーヌが誕生しました。
そのドメーヌで新たな門出を迎えたのはオリヴィエ・コエン。
大学で法律を学び、ニースの有名自然派ワインショップ、ラ・パー・デ・ザンジュで働いていた時に自然派ワインの魅力に憑りつかれます。
その後、懇意にしている生産者達から栽培、醸造を学び、なんと3年後には念願の自分のドメーヌを立ち上げたのです。
設立わずかの彼のドメーヌですが、すでに多くの自然派ワイン愛好家に愛されています。
その理由はやはり人柄!とにかく底抜けに明るい!周りの雰囲気をまたたくまに明るくしてしまう、まさに太陽の様な存在の男です。
人気者の彼の周りにはいつも人が集まっています。
そんな彼の初ヴィンテージ2014年。彼を助ける友人や知人、多くの力を集結させ初ヴィンテージから素晴らしいワインが出来上がりました。
栽培や醸造は自分が修業したティエリー・アルマンやフィリップ・バレット、フレデリック・リヴァトンなどを手本とし、8つの区画に分かれた7.5haをほぼ1人で管理し、自然栽培を行っています。
醸造は全房を使用し醗酵は3週間ほど。
ピジャージュやルモンタージュも数回しか行いません。
南仏特有の果実味、完熟感がありながら、畑の標高が500mと高く、北向きの区画が多い事から綺麗な酸がワインに残っています。
まさにオリヴィエの陽気さが表れたような溌剌とした果実味の、心から楽しくなるワインが完成しました。
ディーヴ・ブテイユやル・ミーズなどの自然派試飲会にも参加しており、すでにヴェール・ヴォレやル・コントワールなどのパリの有名レストランでもオンリストされています。
とにかく陽気で優しい彼の性格が色々な人達に愛されていて、今後さらに進化が期待される蔵元です。
のびしろたっぷりのワクワクする生産者の誕生!
彼に会えば彼の虜になる事間違いなし!
その前に彼のワインを是非ご賞味あれ!