オート・コート・ド・ニュイ ル・プリュレ ブラン 2020
国:France (フランス)
地域:Bourgogne (ブルゴーニュ)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
タイプ:White (白)
土壌:粘土石灰
栽培:ビオロジック
認証:エコセール・AB
SO2:デブルバージュ時と瓶詰め時
度数:13.5%
インポータコメント
本拠地のアルスナン村に所有の区画「ル・プリュレ」の粘土石灰土壌で育つ樹齢約 41 年のシャルドネを木樽(新樽率 20%)で発酵、マロラクティック発酵、熟成しました。
透明感のある綺麗なグリーンイエロー色、シトラス系の爽やかな香りでリンゴや花梨のアロマ、
しっかりとした旨味に口中に拡がるアタック、冷涼さもありつつ果実味が溶け込んだ長めのアフターが心地よい逸品です。
■生産者
Dom. Aurelien Verdet (ドメーヌ・オーレリアン・ヴェルデ)
本拠地:フランス・ブルゴーニュ
作り手:オーレリアン・ヴェルデ
コートドー ルの中心ニュイサンジョルジュ村から西に約10キロ、山道を走り抜けるとARCENANT(アルスナン)村。
1604年からこの地に住むヴェルデ 家は、父アラン・ヴェルデが1971年よりビオロジック農法を開始し、ブルゴーニュの中でも自然栽培の先駆者として知られています。
オレリアンは18歳からの3年間、モーターバイクレースのフランスナショナルチームの選手として活躍していましたが、危険がつきまとう仕事であったため以前から興味のあったワイン造りに舵取りを変更、22歳で成人向けのワイン育成コースに入門。
ビオロジックさらにビオディナミ農法を学ぼうと研修先に選んだのは、 ギィ・ボサールとマルク・アンジェリ、父から受け継いだ伝統をベースに更なる自然志向を深めて来ました。
アランのブドウで初めて醸造を手がけたのが 2003年、翌年には引退を決意したアランから、オート・コート・ド・ニュイの畑とアルスナンの醸造所が受け渡されました。
2004年ヴィンテージで鮮烈なデビューを果たしたオレリアンは、ブルゴーニュの若手造り手の中でも実力派として認識されるようになり、多くの愛飲家の期待を一身に受けワイン造りに邁進してきました。
「私より強い自然志向」と父のアランも太鼓判を押すオレリアンは、畑には自然肥料しか与えないことで土中の生命を活発化させ、そこから生まれるブドウの視覚、聴覚、味覚など官能特性を引き出しワインに表現しています。
伝統と革新を地で行く、これからがますます楽しみな生産者です。
肩肘張らない自然体の完成度で、綿密なミネラル感、伸びやかな酸、上品な味わいが絶妙のシンフォニーを奏でます。