ロッソ・デル・ヴェロネーゼ 2018
国:Italy (イタリア)
地域:Veneto (ヴェネト)
品種:Corvina (コルヴィーナ)
Rondinella (ロンディネッラ)
Molinara (モリナーラ)
Sangiovese (サンジョヴェーゼ)
タイプ:Red (赤)
度数:13.5%
インポータコメント
気軽な食中酒を、と考えルーカが所有する畑の中でも樹齢の若いブドウを、ほとんどマセレーションをかけずにプレスをするので、明るいルビー色をしている。
熟成には、セメントタンクと、一部大樽が用いられ、フレッシュな果実味を損なわないように、気を使っている。
サンジョヴェーゼや、テロルデゴはほんの少量、遊び心程度に混醸されている。
■生産者
L’Arco (ラルコ)
本拠地:イタリア・ヴェネト
作り手:ルーカ・フェドリーゴ
ヴェネトで、誰よりも“神話的生産者”との讃辞にふさわしい、クインタレッリ。
ルーカ・フェドリーゴは、この巨匠に長年ブドウを販売していた栽培農家に生まれ、14歳からクインタレッリのもとで働き、巨匠の身近で栽培醸造を学んだ。
その後独立し、畑を購入しワイナリーを建て、1998年に初VTをリリースする。
アマローネにおいては90日前後の長期のアパッシメントし、熟成もスラヴォニアオークの大樽熟成。
栽培と醸造の両方において、徹底して伝統的。
ただし栽培と醸造を学んだ、クインタレッリがそうであるように、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローのフランス系品種にも可能性を見いだし、ルーカなりの醸造で、ルベオという同地としてはユニークな構成のワインを造り出している。
近年、2014年を境にラルコが造るワインの質が著しく上昇し、当主ルーカに「ジュゼッペ・クインタレッリの再来」との過褒までも寄せられ始めている。