カットシルバー 2021
国:Austria (オーストリア)
地域:Steiermark (シュタイアーマルク)
品種:ソーヴィニヨン・ブラン
ピノ・ブラン
シャルドネ
ロンナー
ムスカリス
ブーテン・ムスカテラー
他
タイプ:Orange (オレンジ)
栽培:バイオダイナミック
SO2:無添加
度数:12.5%
インポータコメント
色合いは淡いピンクを纏ったベージュとなんとも不思議な色合い...
爽やかでほろ苦い柑橘のニュアンスに、芯を支える存在感のあるタンニンがピリリと余韻を
引き締める!
実は、シュトロマイヤーの畑はカット・シルバーと呼ばれるケイ酸塩岩石質。
ドメーヌにある全てのぶどうを詰め込んだ珠玉の 1 本!
■生産者
FRANZ STROHMEIER (フランツ・シュトロマイヤー)
本拠地:オーストリア・シュタイアーマルク
まるで、舌から体中に、液体のエネルギーが押し上げてくるよう!
衝撃が続くワイン「シュトロマイヤー」の畑は、ハンガリー国境までたった80km、オーストリア南の山中にある。
2000mのアルペン山脈からは冷たい風が吹き続け、複雑な微気候の恵みは想像以上!
標高が高く、オーストリアの中でも収穫は最も遅いエリア。
まるで、オーストリアのジュラ!
【畑について】
「畑に行って驚いた!全くの不耕作。下草は伸びまくり、ブドウが森と化しつつある。
畑によっては、グルグル伸びまくった枝に、点々と付くブドウ房。」
「(そこにジャガイモがあるぞ)と言われ、掘るとまるで菜園。
恐ろしいほどに、自然と一体になった畑のエネルギーに立ちすくんだ。
20年来世界のナチュラルな畑を見てきたが、初めてだ!」
オーストリアは、ビオディナミを提唱したシュタイナーの影響からか自然派ワインが多いイメージだが、やはりフランス、イタリアと同じように少数派のよう。
「農薬、SO2の使用量が多い生産者は普通にいるよ。
オーストリアでは、自分のワインは理解されないことが多いな(笑)」とフランツ。
【自然派グループの「シュメック・ダス・レーベン」の一員】
この地域で共通の哲学を持った超尖った自然派グループが「シュメック・ダス・レーベン」。
たった5人で構成され、アンドレアス・ツェッペはもちろん、ゼップ・ムスタなどが所属している。
このグループは商業的・プロモーション目的ではなく、ブドウ栽培の研究のために、情報交換を行っている。
しかし、ワインは皆、我が道を行くスタイル!