アン・プティ・グラン・ドゥ・マムール 2020
国:France (フランス)
地域:Languedoc (ラングドック)
品種:Grenache (グルナッシュ) 70%
Cinsault (サンソー) 30%
タイプ:Red (赤)
SO2:無添加
度数:14%
インポータコメント
グルナッシュ70%、サンソー30%の構成。
収穫後全ての葡萄をコンクリートタンクに入れ、全房にて6日間のマセラシオンカルボニック。
プレス前に軽く葡萄を潰し、その後さらにコンクリートタンクにて熟成。
アンプティグランドゥマムールとは直訳すると「少しの愛を」。
マムールとはオードレさんのあだ名でもあり、彼女が初めて剪定をし、葡萄の魅力にほれ込んだ畑の名前でもある。
わずかに紫がかった赤色。
熟した野生のベリー系の甘みを感じる果実味に、小さな赤い花の蕾のようなニュアンス。
シナモンやクローヴなどのスパイシーさも感じられます。
時間の経過とともに、ベリーソースのチョコレートのような雰囲気も現れます。
瑞々しくジューシーな味わい。
ほどよい酸味とタンニンですのでスルリと喉を通っていきます!
■生産者
Domaine du Bartassou (ドメーヌ・デュ・バルタス)
本拠地:フランス・ラングドック
2018年が初ヴィンテージとなる、ドメーヌ・デュ・バルタス。
農家の家系出身で若い頃よりブドウ栽培に興味を持っていたアントニーと、マルセイユ出身のオウドレーの2人によって立ち上げられたドメーヌ。
彼らは農協でブドウ栽培を行っていましたが、いつかドメーヌを設立し、自分達のワイン造りをするのが夢でもありました。
しかし資金面で問題を抱え、なかなか前進できていなかった彼らの独立を手助けしたのが、モン・ド・マリーのティエリー・フォレスティエール。
2018年に彼らの夢を受け入れたティエリーが、自身の醸造所の一部を貸し、グルナッシュで造り上げたのがファーストヴィンテージの2018ランジュ・ア・ラ・テールです。
2019年には完全に農協から独立し、11ヘクタールの畑を取得。
今後の活躍が楽しみな生産者がラングドックに新たに誕生いたしました。