バルビスカ 2020

  国:Italy (イタリア)
 地域:Piemonte (ピエモンテ)
 品種:Barbera (バルベーラ)
タイプ:Frizzante (フリッツァンテ)、Pink (ロゼ)
 SO2:無添加
 度数:14.5%

インポータコメント
エチケットは、バルベーラの果実と葉を模したイラスト。
濃厚なロゼ色。
バルベーラの酸にファビオらしい力強い旨味が合わさり飲みごたえのあるロザート。

澱は非常に細かいため、液体と馴染ませて頂くと旨味が全体に渡りお勧め(お好みで)。
ファビオ曰く"甘味は、朝これを飲んでサメと戦えるようにするためだ"。


■生産者
Fabio Gea (ファビオ・ジェア)
本拠地:イタリア・ピエモンテ

ファビオ・ジェアは地質学者として博士号を取得し、大きな企業に勤めていましたが、200種以上のブドウを栽培・研究していた彼の祖父が亡くなると、その農地を守るために企業を退き、2009年、ワイン造りの道へ。
イタリアのピエモンテ地方、バルバレスコのネイヴェ地区とアスティ地区に森を含め約2.5haの畑(ブドウ畑は1.8ha程)を所有し、彼ひとりで管理しています。
バルバレスコの畑にはネッビオーロ、ドルチェット、バルベーラを、アスティ地区の畑にはグリニョリーノを植え、現在では18種のワインを年によりで5000〜6400本程生産。醸造には440Lと500Lの古樽、ダミジャーナ(ガラスの甕)と磁器、彼が開発した陶器、ステンレスタンクを用いています。
化学肥料・薬剤は使わず、銅と硫黄、エッセンシャルオイル、植物を煮出した液を撒くのみ。
収穫は手摘みで行い、エンジンを使う機器は極力使用しません。
ブドウの枝をワイヤーに固定する際は、金属やプラスチックではなく柳の蔦を使用しています。
彼は植物への理解をとても大切に考えており、ブドウの樹を深く観察することからはじめ、⾧い時間をかけて作業し、できるだけ樹が自由に生きられることを重視しています。
写真家でもあるファビオ。
彼のセンスはボトルにも表現されています。
ワイナリーの名称La Msòira e'l Rastelを表す鎌とハンマーが描かれたエチケットにはアマルフィの海岸沿いで作られる手すきの紙を使用。
エチケットを貼るのも、タグの紐を結びつけるのも、全て手作業で仕上げています。
エチケットには、ボトルを捨てずに再利用してくださいと書かれています。
手漉き和紙は意図的に剥がしやすくしてあり、ボトルの再利用が可能です。
ワインを出荷する際、彼はボトルを白い紙で包んでいます。
これは光からワインを保護するためです。

カテゴリーから探す