カーボニック・グリ 2021

  国:Australia (オーストラリア)
 地域:South Australia (サウスオーストラリア)
 品種:Pinot Gris (ピノ・グリ)
タイプ:White (白)
 SO2:MLF後のみ少量の亜硫酸を添加。
 度数:12.8%

インポータコメント
アデレード・ヒルズのサブ・リージョ ンであるマックルズフィールドに位置する単一畑から。
全て除梗され、ステンレスにて自然醗酵および約 10 日間のカーボニック・マセレーション。
オーク樽(古樽) へとプレスされ、MLF 後に少量の亜硫酸を添加。
その 後は無添加のままボトリング。
ノンフィルター、清澄剤不使用。

赤みがかったオレンジ色、紅茶やミニトマト、キウイ などセイヴァリーかつ特徴的なアロマ。
親しみやすいフルーツ感は残しつつも、しっかりと感じるタンニンがワインとしての個性を特徴付けている。


■生産者
Seven Eves (セブン・イブス)
本拠地:オーストラリア・サウスオーストラリア

Seven Eves / セブン・イブスは既に日本でも高い人気を誇る造り手 SOMOS / ソモスの醸造家 Ben Caldwell / ベン・コールドウェルと Mauricio Ruiz Cantu / マウリシ オ・ルイス・カントゥーの 2人が新たに始めたレーベル。
ソモスが南オーストラリア州マクラーレン・ヴェイルを本拠地とし複数のエリアからのオルタナティブ品種にフォーカスしているのと対照的に、セブン・イブスのワインは全てアデレード・ヒルズのサブ・リー ジョン「Macclesfield / マックルズフィールド」の単一畑 Saint-Clar Vineyards で有機栽培される国際品種のブドウから産まれます。
マックルズフィールドはアデレード・ヒルズ南東部に位置し、標高 410m と冷涼な気候を備えたサブ・リージョン。
そこで有機栽培されるソーヴィニヨン・ブランやシャルドネ、ピノ・ノワールにシラーといった伝統的な国際品種はこれまでオルタナティブ品種の可能性を追求してきたソモスの2人にとってある意味新鮮なものに映ったといいます。
「いずれも僕らにとってリスペクトすべき国、フランスにルーツをもつ高貴な品種であり、それに今の僕たちが正面から取り組んだらどんなワインができるのかワクワクしてしまったんだ。
でも造りに対する基本的な姿勢はソモスと同じだから、兄弟みたいなものかな」
と 彼らが語る通り、セブン・イブスのワインもソモスと同じように全て野生酵母によって自然に醗酵され、ボトリング前の僅かな亜硫酸以外の添加物は使わずに醸されます。
レーベル名となったセブン・イブスは Seven Evenings の略で、毎晩飲みたくなるようなワインを造りたいとの2人の想いから名付けられました。

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