ヴィオニエ・デ・ローブ 2020
国:France (フランス)
地域:Rhone (ローヌ)
品種:Viognier (ヴィオニエ)
タイプ:White (白)
栽培:ビオディナミ
度数:13%
インポータコメント
ダイレクトプレスの後、トロンコニックで発酵と熟成。
淡いレモンイエローの色合い。
白桃や淡く薫るパイナップル、ライチを想わせる果実香に、沈丁花など白い花を想わせるかぐわしさ、柑橘やフレッシュハーブの爽やかな香りが加わり、アロマティック過ぎることなくほどよい芳香が漂います。
樽で熟成させることにより口当たりは柔らかく、フレッシュ感のある果実味にまろやかな印象を与え、伸びやかな酸は華やぐ果実味を支えながら冷涼感のある清らかな飲み心地で広がります。
白桃やライチなどの芳醇な印象にレモンや柑橘の内皮などの爽快感やほろ苦さがアクセントとなり、フルーティーな果実味に抑揚や旨味が感じられる優しい辛口の仕上がりです。
■生産者
Les Vigneaux (レ・ヴィニョー)
本拠地:フランス・ローヌ
アルデッシュの南 Valvignere ヴァルヴィニェール村で三世代続くワインの造り手。
現在は、クリストフとエレーヌの2人がワインを造っています。
2001年からビオロジック、2009年からビオディナミに移行して、土地の力を最大限に生かしています。
畑を案内してくれるときに鍬をもってきて土を掘り起こし、土の違いが葡萄の違いに、そしてワインの違いになることを熱心に教えてくれます。
ここ数年、ジェラルド・ウストリック(ル・マゼル)やジル・アゾーニなどが中心となって他の造り手を感化し、ヴァルヴィニエール周辺では沢山の若手が自然派ワインを造り始めています。
そんな激戦区でありながら、ヴィニョーはとても注目されています。
彼らを一躍有名にしたのはピノノワール。
南のピノノワールと聞くと大味を想像しがちですが、その果実味のフレッシュさ、繊細さに皆が驚きフランスで一気に評価を高めました。
その他の品種のワインもとても高いレベルで安定しています。
自然派ワインのファンはもちろん、そうでない方も誰もが安心して楽しめる貴重なワインの造り手です。