[3920] Orange 2019 BODEGAS Pigar / オレンジ 2019 ボデガス・ピガー

4,900円(税込5,390円)

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オレンジ 2019

やや不安なため、当日飲み切りを。

  国:Spain (スペイン)
 地域:Valencia (ヴァレンシア)
 品種:Tardana (タルダナ) 95%
    Muscat of Alexandria (マスカット・オブ・アレキサンドリア) 5%
タイプ:Orange (オレンジ)
 栽培:オーガニック
 SO2:無添加
 度数:12.5%

インポータコメント
ラベルに使用されているはシードラゴン。
ワインの色と同じ色(オレンジ)で非常に入手が困難な動物である点と、彼らにとって希少な葡萄品種タルダナのワインであることを掛け合わせて、ラベルに使用。

少し濁りのある明るめのアンバーカラー。
柑橘類、黄桃、プロポリス、白い花、ほのかなアロマティックなアロマ。
ストーンフルーツ や柑橘類などの完熟したフルーツとボリュームのある果実味。
熟成も見込めます。


■生産者
BODEGAS Pigar (ボデガス・ピガー)
本拠地:スペイン・ヴァレンシア

BODEGAS Pigar / ボデガス・ピガーは、1952年に、現当主 Juan Piqueras / ホアン・ピケラスの祖父が、ガルシア家と協力し、葡萄の栽培に取り掛かったのが始まりです。
ピケラス家とガルシア家、二つの家族の名前を合わせてピガーと命名しました。
バレンシアはスペイン最大の港であり、スペイン第 3 の大きな都市になりますが、ワイン造りを見ると“バルクワイン”が主流の地域となる為、加工された安価な赤ワインと白ワインが集まる地域でもあります。
そういった大手ワイナリーが多く生存する地域で、彼らは祖父の世代から、主にカヴァに使われる葡萄を栽培してきました。
ホアンは、当時、同じバレンシアにあるトラディショナルなワイナリーBodega Manzaneque / ボデガ・マンサネ ケでワインメーカーとして働いていましたが、そこでの任期を終え、家族のワイナリーに集中することを決めました。
大きなワイナリーが多く存在するこの土地で、ホアンとパートナーである Susana Lopez / スサナ・ロペスは 2014 年に村へ戻った際、彼らが所有する単一畑の可能性に気付きました。
また、樹齢 65~110 年の古く、放置された葡萄畑と、忘れかけられている従来の葡萄品種の復活を目標 にかかげました。
そして、その土地によくある従来型のワインとは違い、独自の個性と先祖代々の知識と経験、持続可能性に基づいて、職人のこだわりを持ち、伝統、自然、家族を重んじて、その土地の可能性を信じ、夢を持って、彼らの代から新しいワイン造りに取り掛かりました。
2014 年 からプロジェクトは進められ、2016 年がワイン造りの最初の年となります。
彼らの畑は、現在8ヘクタール。除草剤や殺虫剤は勿論、科学的なものは一切使わず、オーガニックの認証は取っていませんが、太陽暦に基づいた独自のオーガニック農法で葡萄を栽培し、持続可能な畑の環境づくりを心掛けています。
畑の周りには、主にマメ科の植物を植え、天候に耐 えられるようにその植物で葡萄の木を覆い、自然のサイクルを意識して一緒に栽培しています。
栽培されている品種は、ロイヤル、タルダナ、トル トシ、ボバルなど、昔からその土地で栽培されている土着品種が中心で、品種を絶やさず持続できるように栽培を行っています。
また国際品種で あるシャルドネも植えられています。
彼らのワインの本質は、野生酵母を使用し、濾過や清澄を行わず、品種の特徴を失うことなく、葡萄だけを生かしたワイン造りです。
人的介入を極力抑え、どの工程でも亜硫酸を一切使用せず、自然のままワイン造りを行っています。
発酵や熟成に使う容器については、古来の尊重を込め て伝統的なアンフォラを使用、その他に、ステンレス、セメントタンクや古いフレンチオーク樽も使用しています。
ワインを生産しているのは自宅住 居の裏庭と地下にあるセラーで、そこで生産されるワインは全部で10000本にも満たない本数となるため、本当に小さなガレージワイナリーとなっています。
個性のあるラベルは、スサナ自身が手書きで描いた水彩画です。
ワインのイメージ、そしてより自然と調和できる感覚で、ラベルの絵を描き、愛情を注いでいます。
彼らは、その環境下で、古木の葡萄と独自のテロワールを最大限表現し、また歴史、家族、伝統を守り続けるため、終わりなき夢に向かって、日々ワイン造りに取り組んでいます。

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