ステアリング・アット・ザ・サン (太陽をみつめて) 2021
ご購入条件
お一人一本のご購入をお願いいたします。
モメント・モリ・ワインズも素晴らしいですが、他の生産者も知っていただきたいので、
モメント・モリ・ワインズのワイン1本に対して、[条件有] 以外の生産者のワイン1本のご購入をお願いいたします。
条件に合わない場合は、ご注文をキャンセルさせていただきます。
Take one each.
Please buy others wine together.
国:Australia (オーストラリア)
地域:Victoria (ヴィクトリア)
品種:Fiano (フィアーノ)
Vermentino (ヴェルメンティーノ)
Malvasia (マルヴァジア)
Moscato Giallo (モスカート・ジャッロ)
タイプ:Orange (オレンジ)
土壌:火山性土壌
栽培:オーガニック
SO2:無添加
度数:12%
造り手コメント
私たちにとって一年のうちで最も待ち遠しいのが、このキュヴェのリリースです。
モメント・モリとして2015年に初めてリリースされ、わたしたちのフラッグシップワインと言える(もっといい呼び方があればいいのですが)このキュヴェは、オーストラリア国内だけでなく世界中に熱狂的なファンを獲得しています。
わたしは、まさにこのようなワインを造りたくてこの仕事を始めたので、たとえそれがどんなにコストがかかる非効率的な手法であったとしても、ワインの出来を向上させるための努力は惜しみません。
このキュヴェに使用する品種は毎年、フィアーノ、ヴェルメンティーノ、マルヴァジーア、そしてモスカート・ジャッロとほぼ不変ですが、配合比率はヴィンテージごとに変化します。
ブドウは品種ごとにステンレスタンクでスキンコンタクトを行い発酵させますが、スキンコンタクトの期間は品種ごとに異なります。
プレスしたワインをそれぞれのタンクに戻し、シュール・リー状態で冬を越してから春にグラヴィティ・システムによるラッキングを行いブレンド、その後ボトリングします。
2021年ヴィンテージのキャラクターは、2018年と似ています。
アルコール度数は12%。
ミディアムボディで素晴らしいテクスチャーがあります。
洗練されていてピュアでクリーン。
偉大なテンションとエネルギーを持ちながらも、持ち前のキャラクターと美点はいささかも失われていません。
過去7年にわたり、このキュヴェがボトルの中でよりエレガントに成長し、また堅固な骨格を備えていくのを興味深く見守ってきました。
ボトルの存在をしばし忘れて寝かせることができる人は、時間の恩恵を享受することでしょう。
インポータコメント
外観はにごった黄色。
少し(枝っぽい)ハーバルなタッチにグレープフルーツのわたのような苦味とその奥にほのかに感じられる甘み。
特長的な酸とエキス感が相まって安定のモメントモリという味わいです。
しっかりとしたテクスチャーがあり液体の持つエネルギーが感じられます。
冷やして飲むのがおすすめです。
当日完飲をおすすめします。
デインがいうとおり、少し寝かせてもよいかもしれません。
■生産者
MOMENTO MORI WINES (モメント・モリ・ワインズ)
本拠地:オーストラリア・ヴィクトリア
作り手:デイン・ジョーンズ
Daneはもともとニュージーランドの南島のウエストコースト出身です。
大自然の中で育った彼にとって自然に造られないワインは違和感でしかなかったそう。
大柄でたくましい髭、キャップにド派手なシャツ、という出で立ちはまさにギャングスターといった感じではあるものの、非常にまじめな性格や澄んだ瞳はワイン共々Momento Mori Winesの魅力の一つとなっています。
2004にオーストラリアに移住し、コーヒー業界でバリスタとしてWild Open RoadやProudMaryなMelbourneのなかでもトップクラスと言われるカフェで活躍していましたが、2009年もともとワインに興味を持っていた彼はVictoria州のHarcourtValleyにあるワイナリーで働き始めます。
その後フランスで研修し、その間、彼はJean Francois GanevatとPierreOvernoyを訪れ、彼らのワイン造りの哲学や情熱をシェアし共感することができました。
その経験は今の彼のワインメイキングの核となっています。
また彼は今は亡きRadikonのワインと出会い、イタリアのぶどうが持つ華やかな香りや、スキンコンタクトが生む複雑味などに魅了され、全てのキュヴェはイタリアのぶどう品種から成っています。
ワイナリーのすべては手作業で行われ、必然的に生産量はかなり少ないものの、SO2無しで尚且つ清潔で純粋なワインを作る唯一の方法は、発酵からボトリングまでのすべての面において優しく、丁寧に自分ですべてを行うということだと彼は言います。
もっともオーストラリアのナチュラルワイン界を感動・震撼させているワイン・ワイナリーです。