ガルヴァーノ 2019

  国:Italy (イタリア)
 地域:Emilia-Romagna (エミリア=ロマーニャ)
 品種:Barbera (バルベーラ) 60%
    Bonarda (ボナルダ) 40%
タイプ:Red (赤)、Frizzante (フリッツァンテ)
 栽培:有機栽培
 SO2:少量添加
 度数:12.5%

インポータコメント
赤黒い果実の皮のニュアンス、細かな泡とベリーやチェリー、カシスなどの果実味。
ドライで塩味があり、食事に寄り添ってくれる軽やかな微発泡赤ワインです。


■生産者
Croci (クローチ)
本拠地:イタリア・エミリア=ロマーニャ

クローチは1935年、もともとこの地で農業を営んでいたジョゼッペ・クローチが、この土地を購入した事から歴史が始まります。
当初は酪農等、兼業農家として生計を立てていましたが80年代よりワイナリーとしての活動を本格化。
少量ずつ自社でのボトル詰め、販売を開始しました。
当初より有機農法での栽培を行っていたクロ―チでは、当たり前の様に自然な飲み心地のワインを醸しリリースしていきます。
現在は孫にあたるマッシミリアーノと弟のジョゼッペが志を引き継ぎ、祖父から伝わる家族の味を守り続けています。
醸造はセメントタンクにて白も赤も皮付ごと自然酵母のみで醗酵。
冬の間セメントタンクで過ごしたあと、それぞれの熟成期間の後瓶詰め。
クロ―チのメインとなるワインはフリッツァンテ。
彼らの土地は土の養分(タンパク質)が不足しており、酵母の力がとても弱い為、発酵スピードがとても緩やかになる。
それをセメントタンクで行うとアルコール発酵の途中で冬が訪れ、カンティーナの温度が下がると共に、タンクの温度も下がりやがて発酵は停止。
そうして冬を越し、春になりボトル詰めを行う。
次第に暖かくなり、ワインの温度も上
昇すると停止していた酵母が再び動き出し、瓶の中で二酸化炭素を発生させます。
この土地でこのワインを造る事が運命だったかのような、この土地でしか出来ない製法を守り続けているのです。

 

カテゴリーから探す