ROB シュペートブルグンダー ロゼ 2021
国:Germany (ドイツ)
地域:Mosel (モーゼル)
品種:Spatburgunder (シュペートブルグンダー)
タイプ:Pink (ロゼ)
度数:11.5%
インポータコメント
モーゼルの急斜面に植わるシュペートブルグンダーの、ほんのりと薄いロゼワイン。
柑橘系の明るい果実味に、タイムなどのハーブの香り。
洗練されたスタイルだが、気軽に楽しめるトーンの味わい。
ROBの意味は「Rose from Batterieberg」で、CAI と並ぶ位置づけ。
ブドウは、10%モンテノイベル、40%ドーロナー・ホーフベルク、50%ブリーデラー・ヘルツヒェンの畑から収穫される。
■生産者
Immich-Batterieberg (イミッヒ・バッテリーベルク)
本拠地:ドイツ・モーゼル
イミッヒ・バッテリーベルクの「イミッヒ」は、1425年から醸造所を切り盛りしてきたイミッヒ家に由来する。
そして「バッテリーベルク」は、19世紀半ば、モーゼル川沿いの急斜面を爆破して、ブドウ畑を造成した際の轟音を、砲兵隊Batterieの砲撃に例えたことに因んでいる。
そして2009年から、ザールのファン・フォルクセン醸造所で2003年まで醸造責任者だったゲルノート・コルマンが、経営と醸造を担っている。
9ヘクタールのブドウ畑の大半が、1868年のプロイセン王国政府の格付け地図で、グラン・クリュに格付けされている。
急峻なブドウ畑で、樹齢80年以上の自根の古木が多い。
その収穫物であるブドウは、9世紀まで遡る醸造所の地下にある、玄武岩の柱が支える石造りのセラーで醸造される。
亜硫酸以外の添加物を一切使わずに、野生酵母だけで発酵した、目の覚めるような味わいのリースリングである。