ア・ルー・ウ・ブランシ・ラ・カンパーニュ 2022
国:France (フランス)
地域:Rhone (ローヌ)
品種:Viognier (ヴィオニエ)
タイプ:White (白)
栽培:ビオディナミ
度数:13.5%
インポータコメント
2022年はダイレクトプレスして、トロンコニックで10ヶ月間発酵と熟成。
2021年は11月に収穫した葡萄(木の上の方にできる小さい実をアルコール度数9%で収穫)をダイレクトプレス。
その後、ステンレスタンクで20ヶ月発酵と熟成。
瓶詰め時に2022年を90%、2021年を10%の割合でブレンド。
やや濃い黄色。
熟したりんごや桃、プラム、淡いパイナップルなどの果実香に、白い花、りんごの蜜や蜂蜜を想わせる華やかさや芳醇な香り、ライチや柑橘の爽やかな様子が加わります。
甘やかな果実や蜜の風味が旨みを伴い口中を覆うように膨らみ、張りのある酸が軽快感を掻き立てながら伸びやか喉へと導きます。
優しい香りの白い花々やフルーツのかぐわしい風味に、仄かな塩味や柑橘ピールのほろ苦さが抑揚をつけ、アフターには僅かにミルクティーを想わせる香りが抜け、華やぎのある辛口の味わいにまろやかな印象を与えます。
■生産者
Les Vigneaux (レ・ヴィニョー)
本拠地:フランス・ローヌ
アルデッシュの南 Valvignere ヴァルヴィニェール村で三世代続くワインの造り手。
現在は、クリストフとエレーヌの2人がワインを造っています。
2001年からビオロジック、2009年からビオディナミに移行して、土地の力を最大限に生かしています。
畑を案内してくれるときに鍬をもってきて土を掘り起こし、土の違いが葡萄の違いに、そしてワインの違いになることを熱心に教えてくれます。
ここ数年、ジェラルド・ウストリック(ル・マゼル)やジル・アゾーニなどが中心となって他の造り手を感化し、ヴァルヴィニエール周辺では沢山の若手が自然派ワインを造り始めています。
そんな激戦区でありながら、ヴィニョーはとても注目されています。
彼らを一躍有名にしたのはピノノワール。
南のピノノワールと聞くと大味を想像しがちですが、その果実味のフレッシュさ、繊細さに皆が驚きフランスで一気に評価を高めました。
その他の品種のワインもとても高いレベルで安定しています。
自然派ワインのファンはもちろん、そうでない方も誰もが安心して楽しめる貴重なワインの造り手です。