エルブ・ルージュ 2022
国:France(フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Grolleau (グロロー)
タイプ:Red (赤)
土壌:シスト
栽培:ビオロジック
SO2:無添加
度数:11.7%
インポータコメント
元エノロジストのクレモンが、グロローを全房でステンレスタンクで6日間醸しプレス、ステンレスタンクで5 ヶ月発酵・熟成しサンスフルで仕上げました。
淡く透明感のあるガーネット色、アメリカンチェリーやキャンディの甘い香り、バナナのニュアンスを感じます。
柔らかくてスムーズな味わいはスッキリしていて、溶け込んだ穏やかなタンニンは軽やかで飲みやすい味わいです。
■生産者
Clement Baraut (クレモン・バロー)
本拠地:フランス・ロワール
作り手:クレモン・バロー
Savennieresサヴニエールと言えば真っ先に思い浮かべるのがあのニコラ・ジョリー。
ビオディナミのパイオニア的な存在の第一人者。
その直ぐ傍の Anjouアンジュで2013年から始めた同じビオディナミ実践者です。
Clément Barautクレモン・バローは1961年4月28日パリで生まれ、ブルゴーニュで育ち、ワインは小さな時から身近にありました。
ボルドー大学でエノローグを学び、作る方でなくコンサルタントとして様々なワイナリーで教える方として携わってきました。
1989年からロワールで20年以上、エノロジストと して働いておりました。甘口ワインは発酵や瓶詰めが大変なので、彼のような仕事がとても重宝されます。
しかし、人にワインを教えるだけでは物足りなくなり、2010年、子供達が大きくなりもう1度自分の人生を見つめなおしたくなり、夢を叶えようと50歳を転機に自分のワイナリーを始めました。
選んだ地は何とロワール、ニコラ・ジョリーやマーク・アンジェリーとの交友があり、ニコラが自分の畑を縮小しようと手放す畑とご縁があったのがきっかけです。
それと彼は甘口ワインの難しさを良く知り尽くしているので、その甘いワインをどれだけナチュラルに作る事が出来るのか?に興味を持ったようです。
最初はシュナンブランだけを2haでスタート、2013年からグロローの黒葡萄も見つかり、今では3.5haになりました。