[3360] manila rot 2022 Andreas, Lydia & Martin Nittnaus / マニラ・ロート 2022 アンドレアス、リディア&マーティン ニットナウス

4,200円(税込4,620円)

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マニラ・ロート 2022

  国:Austria (オーストリア)
 地域:Burgenland (ブルゲンランド)
 品種:Blaufrankisch (ブラウフレンキッシュ)
タイプ:Red (赤)
 土壌:石灰岩と粘板岩
 栽培:ビオディナミ
 認証:ユーロリーフ
 SO2:ボトリング時のみ、ごく少量の硫黄を使用。
 度数:12.5%

インポータコメント
Manila とは、畑の名前から由来。
少し濁りが明るい紫。明るい紫色。
サワーチェリー、ラズベリー、イチジク、リコリス、ミント、ジェニパー、ペッパーなど少しのスパイスの香り。
ライトボディかつフレッシュでジューシー。
チェリーやカシスなどのダークフルーツの果実味は、しっかりと感じられます。バランスの取れた酸と滑らかなボディ、柔らかなタンニンと程よいスパイシーさ。
父のワインがエレガントで凝縮感の感じられる伝統的なワインではありますが、果実味やエレガントさは継承しつつも、フルーティーでライトなスタイルは、このエリアの赤ワインの特徴をある意味覆し、新しいワインの一つとして表現しています。


■生産者
Andreas, Lydia & Martin Nittnaus (アンドレアス、リディア&マーティン ニットナウス)
本拠地:オーストリア・ブルゲンランド

オーストリアのノイジードル湖の湖畔ゴルスにて、ニットナウス家は 1684 年からワインに携わる歴史あるワイナリー。
現当主であるハンス・ニットナウスと妻アニータは、 1980 年代に葡萄園を引き継ぎ、その地域のテロワールを最大に反映したワイン造りに全力を注いできました。
またビオディナミ農法に専念し、2006年より respekt (リスペクトはワインに特化したビオディナミ農法認証団体)を認証、そして、30 年以上にわたりオーストリアのワイナリーの中でもブルゲンランドを代表する生産者で、このエリアの発展の立役者の一人となります。
畑はノイジードル湖の北岸東側とゴルスの町の周囲と、西側ヨイスの町の周りにも畑を持ち、主な品種はブラウフレンキッシュ、ツバイゲルト、メルローなどこのエリアを象徴する赤ワインがハンスの代名詞となり、そして、彼の哲学でもある、このエリアのテロワールの表現を確立してきました。
またゴルス周辺の生産者のグループ“Pannobile / パノービレ”を立ち上げたメンバーの一人でもあり、周りにも大きな影響を与え、そんな彼の元でClaus Preisinger / クラウス・プライジンガーや Jutta Ambrositsch / ユッタ・アンブロッジなど、彼の指導の元、醸造や技術を学びました。
そんなハンスには二人の息子“Andreas / アンドレアス”と“Martin / マーティン”、そして、姪の“Lydia/ リディア”が現在、新しい世代として、父とは別のワイン作りを2018年よりスタートさせました。
元々、父ハンスは、ビオディナミ農法、手摘み、自然発酵、そしてワイン造りへの低介入アプローチが中心となり、ワイン作りを行ってきました。
そのため、彼らは自然とより一層、介入を抑えたワイン作りを行い、父に敬意を表しつつ、また新しく独自のスタイルを確立する為、葡萄畑では父の哲学を継承しつつ、セラーでは異なる道を進むことを決断しました。
マーティンは、クリエイティブな面とワイナリーの改装などに携わり、リーダー的な存在。
アンドレアスは、父以外にフランスで醸造を学び、地下セラーのカギを引き継ぎ、重要な立ち位置にいます。
またリディアは、デスキクワークを中心に、創造的で二人の兄弟をまとめ、サポートをしています。
彼らも勿論、ビオディナミ農法を実践しており、昔から同じ土着の葡萄品種に魅了されています。硫黄の使用は、ボトリング時のみ、ごく少量、また樽は殆ど使用せず、粘土製のアンフォラやステンレスタンク、そして、様々な発酵槽を取り入れて、人的介入をより抑えて、セラーで向き合っています。
ノイジードル湖の北側にあるグリューナー・ヴェルトリーナーやヴェルシュリースリングなど、このエリアでの白葡萄の可能性、またワインの発想に対しても白葡萄と黒葡萄のブレンド発酵、また父の代名詞であるブラウフレンキッシュをよりジューシーでライトに仕立てるなど、実験的かつ挑戦的な醸造を行い、独自のスタイルを作りだしています。
父への尊敬とワイナリーの歴史を引き継ぎ、まだまだ彼らのワイン作りは、進行中で、より新しい発想と独自性を持ったワイン作りに努めています。
彼らのワインのラベルは、炎を表現。元は父ハンスが 2004 年に思いついたラベルのオマージュ。
2000 年代、オーストリアのワインのラベルの多くは、非常に味気なく、派手なもの多かったため、ハンスは、まさにその逆を望んでいました。
炎とは、常に変化し、優雅で、感動的、穏やかでありながら、情熱的、常に新しい形や形状を連想できます。彼らはそのアイデアが気に入り、現代風にアレンジしました。

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