イフ・オンリー・メイビー 2021
2024/7入荷
ご購入条件
お一人一本のご購入をお願いいたします。
モメント・モリ・ワインズも素晴らしいですが、他の生産者も知っていただきたいので、
モメント・モリ・ワインズのワイン1本に対して、[条件有] 以外の生産者のワイン1本のご購入をお願いいたします。
条件に合わない場合は、ご注文をキャンセルさせていただきます。
Take one each.
Please buy others wine together.
国:Australia (オーストラリア)
地域:Victoria (ヴィクトリア)
品種:Nosiola (ノジオラ)
Vermentino (ヴェルメンティーノ)
Malvasia (マルヴァジーア)
タイプ:White (白)
栽培:オーガニック
SO2:
度数:12.5%
作り手より
これはノジオラ、ヴェルメンティーノ、マルヴァジアを使った 2022 年の新キュヴェだ。
フォラドーリ(伊)が造ったノジオラのワインでこの品種の素晴らしさに開眼して以来、私はずっとノジオラを偏愛している。
ここオーストラリアにわずかにノジオラが栽培されていると聞き及んで、わたしはいつか自分でワインを仕込みたいと機会をうかがっていた。
ヒースコートにあるマウント・キャメル・ヴィンヤードには、マルヴァジアとヴェルメンティーノに混じって、2015 年に植えられたノジオラが 3 列だけある。
オーストラリアでノシオラが植えられているのはここだけだ。
鉄鉱石、ドレライト、グリーンジャスパーで構成された岩がちな火山性土壌の個性が、このワインに如実に表れている。
ミネラリーで、「岩のような 」フレッシュさがある。
ノジオラは約 3 週間、他の品種は約 10 日間の果皮浸漬を行った。
2017 年と 2018 年に造ったノジオラ単体のキュヴェを飲んだことがある人なら、このワインのスタイルに既視感を覚えるはずだ。
スキンコンタクトによるテクスチャーはあるが、同時にフレッシュで複雑、味わいは非常にバランスが取れている。
唯一無二のワインで、最近行った我々の全アイテムのテイスティングでも存在が際立っていた。
このキュヴェと 2022 年の Staring at the Sun は1 年以上瓶内熟成させたが、それがワインに良い影響を与えている。
どちらも落ち着きのあるしっかりとしたワインで、造り手として非常に満足している。
■生産者
MOMENTO MORI WINES (モメント・モリ・ワインズ)
本拠地:オーストラリア・ヴィクトリア
作り手:デイン・ジョーンズ
Daneはもともとニュージーランドの南島のウエストコースト出身です。
大自然の中で育った彼にとって自然に造られないワインは違和感でしかなかったそう。
大柄でたくましい髭、キャップにド派手なシャツ、という出で立ちはまさにギャングスターといった感じではあるものの、非常にまじめな性格や澄んだ瞳はワイン共々Momento Mori Winesの魅力の一つとなっています。
2004にオーストラリアに移住し、コーヒー業界でバリスタとしてWild Open RoadやProudMaryなMelbourneのなかでもトップクラスと言われるカフェで活躍していましたが、2009年もともとワインに興味を持っていた彼はVictoria州のHarcourtValleyにあるワイナリーで働き始めます。
その後フランスで研修し、その間、彼はJean Francois GanevatとPierreOvernoyを訪れ、彼らのワイン造りの哲学や情熱をシェアし共感することができました。
その経験は今の彼のワインメイキングの核となっています。
また彼は今は亡きRadikonのワインと出会い、イタリアのぶどうが持つ華やかな香りや、スキンコンタクトが生む複雑味などに魅了され、全てのキュヴェはイタリアのぶどう品種から成っています。
ワイナリーのすべては手作業で行われ、必然的に生産量はかなり少ないものの、SO2無しで尚且つ清潔で純粋なワインを作る唯一の方法は、発酵からボトリングまでのすべての面において優しく、丁寧に自分ですべてを行うということだと彼は言います。
2016年もっともオーストラリアのナチュラルワイン界を感動・震撼させたワイン・ワイナリーです。
--- 2017 ヴィンテージについて --- DANE JOHNS より ---
栽培期は、間違いなく私がMomento Mori Winesを始めて以来経験した最も優しい “The Kindest“シーズンでした。
長い間涼しく、また必要なタイミングで雨が降りました。
その結果、酸度が高く、高い糖度になることなく味が熟した果実が得られました。
クリーンでピュア、ストラクチャーもあって、そして私達にとって最も重要な低アルコールになる葡萄を育んだ完璧なシーズンでした。
ワインを造ることは、とても長いプロセスであり、毎年学んだことを適応できる翌年の収穫まで保持しなければならないという意味で多くの忍耐を教えるものです。
それができれば、様々な事を洗練させるのに役立ち、自分が思い描く理想のワインに一歩近づくワインを造ることができるのです。
今年はその理想のワインに最も近いものを造ることができました。