レ・ゼタップ 2018
国:France (フランス)
地域:Savoie (サヴォア)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
タイプ:Red (赤)
度数:13%
インポータコメント
Les Etapesはフランスプロヴァンスの方言の<>という言葉から来ており、広い荒れ地を意味する。
フランソワの別のキュヴェであるErmitureと同じように、草が生えすぎて、手入れの行き届いていない畑、という周りからの批評の言葉に対し、あえてこの言葉を使った。
が、これほど素晴らしいピノ・ノワールをいくつ名前を挙げることが出来るだろうか?
■生産者
La Vigne du Perron (ラ・ヴィーニュ・デュ・ペロン)
本拠地:フランス・サヴォア
パリでピアニストとして活躍しながら、1990年代からヴァン・ナチュールにとりつかれていたフランソワ・グリナンが、故郷の父の畑を受け継ぎ1998年にスタートしたドメーヌ。
アルプスの山麓、ヴィルボワ村の石灰質の急斜面にある2.5haの畑は耕作に大変な労力がかかるが長年、農薬、除草剤、化学肥料とは無縁。
ガメイは1934年、および1977年に植樹した古木の区画も所有。
2010年には、村内に築300年を越える石造りの小屋にセラーを移転。
その場所で、フィリップ・ジャンボンから譲り受けた大きなフードルの発酵槽を用いて醸造するワインは、以前のセラーのものよりさらに純度と奥深さを感じさせ、古い造石建築による“セラーが呼吸することの重要性”さえ感じさせる。
卓越した透明感ある果実味が圧巻のピノ・ノワールのほか、スパイシーなモンドゥーズ、アルテス(=ルーセット・ド・サヴォワ)、ジャケールなど、サヴォワ地方の固有品種100%のワインも生産。
その個性を見事に映し出す。