[5440] La Pente 2023 Cotes Rousses / ラ・パント 2023 コート・ルース

6,800円(税込7,480円)

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ラ・パント 2023

  国:France (フランス)
 地域:Savoie (サヴォア)
 品種:Jacquere (ジャケール)
タイプ:White (白)
 栽培:有機栽培、ビオディナミ
 SO2:無添加
 度数:11%

インポータコメント
「傾斜」という名の、まさにブドウが育つ環境を意味したキュヴェ名。
ジャケールはテロワールを写しやすい品種であり、フレッシュなミネラル感と、力強さのあるワインを生み出す粘土石灰質の土壌を反映しています。
まさに「友人」のためのワイン。
食前酒として、あるいは魚介類や山のチーズと合わせてお楽しみください。
熟成により、塩味と芳醇な味わいが生まれます。
2ヴィンテージのアッサンブラージュ由来の複雑味も魅力です。
抜栓後、数日楽しめます。
10年熟成のポテンシャルがあります。
ブドウを手摘みで収穫し、自然酵母のみで発酵。
厳密な濾過や清澄も行わず、瓶詰め時に至るまで亜硫酸塩(酸化防止剤)も無添加で造られます。


■生産者
Cotes Rousses (コート・ルース)
本拠地:フランス・サヴォア

コート・ルース(Cotes Rousses)はマリエル & ニコラ・フェラン夫妻が2014年に初ヴィンテージをリリースしたサヴォワの造り手です。
南東向きの粘土石灰質の斜面(傾斜15〜45%)に広がる6ヘクタールの畑を、有機農法&ビオディナミで栽培しています。
彼らが選んだのは、人の手が行き届く規模で、自然や製品を尊重した「農民的」かつ「職人的」なワイン造りです。
良いワインは80%以上の畑仕事から生まれるものである、と彼らは話します。
ミレジムごとに変化があり、最終的には自然が主導権を握っています。
畑での仕事のおかげで、醸造は最小限の介入にとどめ、亜硫酸塩や添加物を一切使用せず、野生酵母を用いてテロワールをダイレクトに映し出すワインを造ることができます。
サヴォワのテロワールとブドウ品種の可能性を最大限に表現する事を目指しています。

政治学を学んでいた時代に出会ったニコラとマリエル。
もともと自然や農業の世界に情熱を持ち、農村地域計画の修士課程に進みました。
学業を終えるとサヴォワの祖父母の姿に倣い、農民の道に進みました。
ニコラは2010年に、ブルゴーニュ地方、コート・ド・ニュイ地区のヴォーヌ・ロマネに本拠を置くドメーヌ、ジャン=ピエール・グザールのもとでワイン造りに携わる機会を得ました。
サヴォワ:シニャン(Chignin)のビオ生産者:パスカル&アニック・ケナールのドメーヌでも働き、経験を積んだのち、自らの手でワインを造りたいという思いが強くなり、自分のドメーヌを立ち上げることを決意します。
2013年の終わり、サヴォワの歴史ある地、サン=ジャン=ド=ラ=ポルトの急斜面「ラ・モール」(La Mort)と「シャンプルー」(Champroux)の畑を借り、ボーヌでブドウ栽培の資格(BPREA)を取得し、歩み始めました。
西向きが多い区画のなかで、彼らの畑は南東に面しており、病気に強く、酸が残りやすい特長があります。
ドメーヌ名は、この最初の区画であるジャケールの畑、「シャンプルー」に由来しています。
赤みを帯びた粘土質土壌と急斜面が特徴の区画です。

このサヴォワらしい山岳テロワールで、土着品種(ジャケール、アルテス、モンデュース)を中心に約6ヘクタールを所有。
標高350〜600mに広がる区画は、粘土石灰質に頁岩質(けつがんしつ)の構造を持ち、区画ごとに粘土と石灰の割合や粘土の酸化度・構造(赤色粘土が多い)が異なります。
さらに約2万年前の氷河の融解によるモレーン(堆積物)が混じり、近隣の山々から来た砂岩・片麻岩・石英といった岩石がベースの粘土石灰土壌に加わり、硬質なミネラルのあるワインを生み出します。

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