シュドゥ・ウィ・ジャスト・リライ・オン・ラック? 2022
国:France (フランス)
地域:Rhone (ローヌ)
品種:Cinsaut (サンソー)
Chardonnay (シャルドネ)
Grenache Blanc (グルナッシュ・ブラン)
Grenache Noir (グルナッシュ・ノワール)
Syrah (シラー)
Merlot (メルロー)
タイプ:Pink (ロゼ)、Petillant Naturel (ペティアン・ナチュレル)
度数:10.25%
インポータコメント
ル・マゼルの葡萄を使用。
品種ごとにダイレクトプレス。
発酵中に全ての果汁をブレンドして、糖度30g/L以下になった時点で瓶詰めして、瓶内で発酵と熟成。
オレンジがかったやや淡い赤色。
苺やフランボワーズ、グレナデンシロップ、クランベリージュース、アセロラ、プラムといった赤い果実に、小さな赤いバラ、ローズヒップ、仄かにドライハーブを想わせるニュアンスが加わります。
口に含むと、ピリピリと舌の上を弾むようなガスが感じられ、明るく華やぎのある赤い果実の風味が軽快に膨らみます。
揮発酸はやや高めながら、わずかな残糖とザクロが弾けるようなキリッとした果実由来の酸が調和し、甘酸っぱいチャーミングな果実味と相まって、溌剌とした印象が引き立ちます。
ドライフラワーやドライハーブの風味、僅かな塩味がアクセントとなり、可憐な果実の風味に奥行きと抑揚を与えます。
微細なガスや甘みがありますので、よく冷やしていただくことで、全体が引き締まり、いっそう軽快感が際立ちます。
なお、抜栓2日目は、室温では甘みと果実味のバランスがやや崩れる印象を受けますので、抜栓当日に甘酸っぱい豊かな果実味を存分にご堪能いただくことをお勧めいたします。
翌日にお召し上がりの際は、冷えた状態を保つことで引き締まった味わいを感じていただけるかと思います。
■生産者
Anders Frederik Steen (アンダース・フレデリック・スティーン)
本拠地:フランス・ローヌ
これまで、Foxy Foxy Nature Wild Lifeのドメーヌ名としてご案内しておりましたが、2016年ヴィンテージよりアンダース・フレデリック・スティーン個人の名前でリリースすることになりました。
Foxy Foxy Nature Wild Lifeを立ち上げたジャンマルク・ブリニョとアンダース・フレデリック・スティーンは、2015年の醸造を最期にそれぞれが違う道を歩むことになりました。
目指すワインのスタイルや価格帯などが微妙に異なり、考えの差を埋めることが難しいとお互いが判断したためです。
ジャンマルクは安い価格帯で多くの方々にとって親しみ易いものから、コアなファンが求める個性的なハイエンドモデルまでをいくつか造ることを提案していたのに対して、アンダースの考えは中間の価格帯で多くの人から受け入れられる、使い易いスタイルのワインを主体とすることでした。
アンダースは、「ジャンマルクは良い友人であり、ワイン造りについて沢山のことを教えてくれた恩人でもある。彼に対しては感謝の念に堪えない。」と述べています。