ザ・ビルディング・ブロックス 2023
国:South Africa (南アフリカ)
地域:Swartland (スワートランド)
品種:Grenache Noir (グルナッシュ・ノワール) 53%
Pinot Noir (ピノ・ノワール) 31%
Mourvedre (ムールヴェードル) 16%
タイプ:Red (赤)
栽培:有機栽培
SO2:無添加
度数:13.5%
インポータコメント
ヨハン念願の自社畑プラトクリップヴィンヤーズからグルナッシュノワール、ピノノワール、ムールヴェードルを別々に仕込み、アッサンブラージュした渾身の1本。
畑は標高650m-700mの場所にあり、樹齢は4年。
土壌は、砂岩を基盤岩とし、表土はフェリクリート。
(フェリクリートは、特定の岩盤(ここは砂岩)の鉄酸化物によって形成された堆積岩の硬くて侵食に強い層です)手摘みで収穫後、冷蔵室に運び、24時間かけてブドウを4度まで冷やします。
手作業でブドウを選果し、50%は全房でタンクの下部に入れ、除梗したブドウをタンクの上部に入れます。
この工程では、果汁の酸化を防ぐためにCO2(ドライアイス)を使用します。
ブドウ畑由来の酵母により自然発酵が始まり、発酵が始まるまでに約4日かかります。
発酵が始まったら、手はあまり加えません。
そして最初の16日間の一次発酵中に1回または2回のルモンタージュを行うことが重要です。
そしてアルコール発酵が終わった後、ワインを排出し、果皮をゆっくりとバスケットプレスで圧搾後、古樽に移し、澱と一緒に22カ月間熟成。
2024年9月に澱引きし、各ワインをブレンド。
9月18日にノンフィルターで瓶詰め。
2024年ヴィンテージについて:2023年は過去15年間で最も雨の多い冬の一つとなり、スワートランドの一部の地域では650mmを超える雨が降りました。
これによりブドウの樹は順調なスタートを切り、芽吹きが通常よりわずかに早く始まり、かなり均一でした。
風が弱かったため、生育と植生は良好で、開花と結実も良く、収穫も良好でした。
冬は素晴らしかったのですが、春と夏は雨が降らず、クリスマスの早い時期から熱波が襲い、新年まで続きました。
生育期全体を通して硫黄散布を3〜4回しか行わなかったため、オーガニック農業に最適でしたが、フェノールの成熟度と糖度が一致しなかったため、最適な収穫日を決定するのは非常に困難でした…。
ブドウの試食には多くの時間を費やし、ワインのバランスをとるためにベストな収穫日を選択するのが非常に重要でした。
結局、私たちは通常より2週間ほど早く、1月初旬から2月にかけて収穫することになりました。
濃いルビー色。
ブラックプラムやブラックベリーの果実がストレートに立ち上がります。
引き締まった酸と、パラパラとほどけるようなタンニン。
果実のボリュームはしっかりありますが、重さはなく、終始チャーミングな印象。
ピノ由来の繊細さ、グルナッシュの果実感、ムールヴェードルの骨格。
それぞれが前に出すぎることなく、“赤ワインらしさ”をまっすぐに楽しめる非常にバランスの良い1本です。
派手さよりも、完成度。
ヨハンが自社畑で積み上げてきた「基礎=ブロックス」を感じていただける赤です。
■生産者
Mother Rock Wines (マザー・ロック・ワインズ)
本拠地:南アフリカ・スワートランド
作り手:ヨハン・メイヤー
小柄で人懐っこい性格から、みんなからはストンピーという愛称でイジられている愛されキャラ。
その見た目からは想像を絶する魅惑で繊細なワインを造る素晴らしい生産者です。
エルゼンバーグカレッジで醸造学と栽培学の学位を取得しその後、カリフォルニアのナパ・バレー、セントラルコースト、ニュージーランドで特にピノノワール、シャルドネのワイン造りの基礎を勉強しました。
2008年に南アフリカに帰国し、タルバッハの小さなワイナリーでヘッドワインメーカー及びブドウ栽培家を担当すると数々の賞を受賞。
2010年から現在まで、スワートランドのマウント・アボラにて醸造責任者兼自分のブランドのワインを造っています。
今後は、南アフリカのテロワールを表現し、トップクオリティのワインを生産することにより、世界に「南アフリカは真剣にワイン造りをしているんだぞ」と示したいと考えています。