ウィラー・ブラン 2023
国:Germany (ドイツ)
地域:Baden (バーデン)
品種:Muller Thurgau (ミュラー・トゥルガウ) 60%
Cabernet Blanc (カベルネ・ブラン) 40%
タイプ:White (白)
SO2:無添加
度数:11%
インポータコメント
ヴァイングート・ウィラーのベーシック辛口白キュヴェ。
主にミュラー・トゥルガウ種から造られ、ヴィンテージによっては他の品種もブレンドされる、飲み心地が良く親しみやすく軽快なスタイルを目指した即戦力ワイン。
2023年は前半の湿気による病害プレッシャーがあったものの、晩夏の熱波と秋口の好天により、美しい酸を残したまま果実のエキス分が緻密に詰まったヴィンテージ。
カイザーシュトゥール地区イーリンゲン村にある、ビオディナミ農法によって管理された火山性土壌および黄土土壌のブドウを使用。
まず9月初旬に収穫したミュラー・トゥルガウを丁寧に除梗し、24時間の低温マセレーション(コールド・マセレーション)を経て圧搾。
これにより、果皮由来のしなやかな骨格と自然な華やかさを果汁に引き出します。
その後、収穫したカベルネ・ブラン種はダイレクトプレスを実施。
このPIWI(耐病性)品種はピラジンを多く含むため、果皮との接触は完全に避けることで過度な青みを防ぎ、本キュヴェには胡椒のようなニュアンスをほんのりと加える程度に留める緻密な抽出コントロールを行います。
これら2つのワインは別々にステンレス製タンクに移し、野生酵母のみで発酵。
10ヶ月に及ぶ熟成期間を経て、ボトリングの直前にブレンド。
2024年の春にノンフィルター、酸化防止剤なしで瓶詰め。
濁りはなく、透明感のあるレモンイエロー。
洋ナシ、熟したリンゴ、かりん、マルメロといった熟した果実の香りやフレッシュハーブや胡椒などのスパイスの香り。
口当たりなめらかで、果汁感やシロップ感あり。
温度と共にフルーティなニュアンスがでますが、硬質なミネラル感と活き活きとしたピュアな酸味もバランスがよい。
若いうちから美味しく楽しめる親しみやすさを持ち、抜栓後も数日間安定するため、飲食店様のグラスワインで大活躍すること間違いなし。
■生産者
Weingut Wihler (ヴァイングート・ウィラー)
本拠地:ドイツ・バーデン
ワインの美しさは、人生と同じように、日々続く物語のよう。
ワインは曲がりくねったエキサイティングな道筋を作り出し、のちにしずくの中にたどりつくことができる。
そう熱く語るのが、南ドイツ、バーデン地方カイザーシュトゥールでワインを造る当主のイナ・ヴィーラーさん。
常にこのことを意識し、自分の仕事は1年365日の物語を保存することだと言う。
彼女の祖父はワイン醸造家だったが若くして亡くなり、祖母が姉とともにワイン造りを引き継ぎ、彼女は、高校卒業後、ガイゼンハイム大学でぶどう栽培を学び、オーストリア、ドイツのワイナリーでビオディナミ農法を勉強した後、祖母の畑を引き継ぎ、2016年に3000本あまりだが、念願の初ヴィンテージをリリースした。
現在、美しいカイザーシュトゥールの健康的で健全な畑 で、5年間、2.5ヘクタールの畑で農薬などを使わずにぶどうを栽培し続けており、また、1890年遡る古いワイナリーを自分たちで改修中で、温度を一定に保つアースセラーも計画中だとか。
祖母と大叔母からインスピレーションを受けて育った彼女は、古くからの伝統と文化を大切にし、自分のワインに家族の歴史の一部を写し出すよう心がけている。