オヴェラ・ネグラ 2018
国:Spain (スペイン)
地域:Cataluna (カタルーニャ)
品種:Garnacha Blanca (グルナッシュ・ブラン) 65%
Malvasia de Stiges (マルヴァジーア) 35%
タイプ:White (白)、Orange (オレンジ)
栽培:ビオディナミ
度数:12.5%
インポータコメント
Garnacha Blanca/Malvasia de Sitges (65%/35%)のアンフォラブレンド。
ベネデスとしては非常に希少性の高いブドウ品種ですが、 トニの畑には1980年代に植えられたゴブレの畝 がほんの僅かに存在しています(ベネデスはおろかスベイン全土にもMalvasia de Sitgesは殆ど存在していないとの事)。
トニが醸すワインの中で最も円やかで豊穣なキュヴェです。
桃やネクタリンの果肉、アーモンドの花やマジバンを連想させるリッチな芳香。
更にはマンダリンオレンジや杏仁と言ったチャーミングな香りだけで無く、トニのワイン独特の塩気を含ん だ爽快なミネラルがあります。
■生産者
La Salada (ラ・サラーダ)
本拠地:スペイン・ペネデス
造り手:トニ・カルボ
カヴァの一大産地ペネデスで、永らく続くブドウ農園の跡取りトニ・カルボ。
大規模生産者に買い叩かれた値段でブドウを販売させられて来ましたが、このままでは自分達に明るい未来は無いと、自らワイン作りを始めました。
どのワインも飲み心地抜群で軽やかなステップを踏ませてくれる様なエネルギーに満ちており、それでいて欠陥的要素を感じさせない美しいワイン達。
このバリューは「経済が壊れた」国であるが故の悲しき状況が生んでいる事は否めませんが、同時にそこから力強く立ち上がろうとしている意志がそこにあるからこそ。