デルニエール・ネ 2018
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Gamay (ガメイ)
Pineau d'Aunis (ピノ・ドニス)
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオディナミ
度数:12.5%
インポータコメント
ポールがミシェルからドメーヌを受け継いだ後、新たにつくり上げた赤ワインがこのデルニエール・ネ。
デルニエール・ネとは「新たに生まれる」という意味で、まさにこのドメーヌの末っ子的存在のキュヴェ。
ガメイとピノ・ドニスが50%ずつアッサンブラージュされており、それぞれの品種の特徴がバランスよく表現しています。
特徴的なラベルはキュヴェの意味である「生まれる」と、表現義務である妊婦の飲酒禁止マークをかけて、冗談としてエチケットにしています。
味わいはポールの意図するとおり、どのヴィンテージも非常にバランスよく仕上がっており、気づかぬうちに一本空いてしまう味わいです。
すでにこのドメーヌの中でも大人気キュヴェで、いつも入荷とともに売り切れてしまいます。
■生産者
Domine Maisons Brulees (ドメーヌ・メゾン・ブリュレ)
本拠地:フランス・ロワール
2013年9月。
ロワールの偉大なビオディナミスト、ミシェル・オジェの引退はこのドメーヌの新たな門出となりました。
そしてこのドメーヌ・メゾン・ブリュレを新たに引き継いだのはアルザス出身のポール・ジレという男。
彼は元々アルザスでカヴィストとして働いていました。
また2011年まではアルゼンチンでレストランの経営者を行っていましたが、ヴィニュロンになる夢を捨てきれず、フランスに戻り醸造学校に通いながらアルザスのブルノ・シュレールの元で働きました。
その後トゥーレーヌを訪れた際にその土地に魅了され、ミシェルと出会い彼の元で数年間の経験を積むこととなります。
その時の真摯な姿がミシェルに自身のドメーヌを継承させることを決意させます。
ミシェルから受け継いだメゾン・ブリュレの伝統は守りながら、新しいスタイルを加え進化させ、ラベルも魅力的なものに変更しています。
ミシェルが醸造していたエネルギーに満ち溢れたあの液体に、優しさを付け加えたような素晴らしい味わいのワインが生まれました。