コート・デュ・ローヌ・ブラン・ル・プティ・ガー 2018
国:France (フランス)
地域:Rhone (ローヌ)
品種:Clairette Rose (クレレット・ロゼ)
Grenache Gris (グルナッシュ・グリ)
Roussanne (ルーサンヌ)
タイプ:White (白)
土壌:粘土石灰岩
栽培:ビオディナミ
認証:ユーロリーフ
度数:12.5%
インポータコメント
「P’tits gars」とは「小さな男の子たち」という意味で、フレデリクとフランソワの2人の兄弟のことを表しています。
父親が自分たち兄弟のことをそう呼んでいたことがワイン名の由来です。
彼らは年が11ヶ月しか離れておらず、よく双子と間違えられていたとか。
樹齢の若いクレレット・ロゼとグルナッシュ・グリを主体に造られています。
AOCケラーヌの基準を満たしていますが、造り手のフレデリックは、葡萄の樹齢が若いため、これをケラーヌとして出すには複雑さが足りないと判断し、コート・デュ・ローヌとしてリリースしています。
ここには品質には絶対に妥協を許さない彼のポリシーが反映されています。
■生産者
Domaine de l'Oratoire Saint Martin (ドメーヌ・ド・ロラトワール・サン・マルタン)
本拠地:フランス・ローヌ
作り手:フレデリク・アラリー、フランソワ・アラリー
ドメーヌの主となる部分は、ラストーの丘から200mあまりの、ケラーヌ村の北東にあります。
それらは急斜面で、キャタピラを必要とするところもあります。
彼等の父親は、他の誰も気付かない頃からこの場所は素晴らしい可能性があると信じていました。
畑に関しては栽培には、農薬や化学肥料は使わず、ビオディナミで栽培しています。
祖父母や父は、いつも月と星を気にした農作業をしていました。
シュタイナーによってビオディナミ農法として学術的に確率した方法ですが、アラリーにとっては、先代のこの農法は小さい頃から教えられてきた当たり前の方法であり知識です。
ほとんどの畑が斜面にあるため、作業にはより手間がかかります。
このドメーヌの強みは40年以上の古い樹齢の葡萄樹の比率が高いことで、一部には100年を超えるものもあります。
ドメーヌの名前の「オラトワール」は、礼拝堂を意味し、「サン マルタンの丘の畑にある小礼拝所」を指します。