シュペートブルグンダー・ロゼ 2019
国:Germany (ドイツ)
地域:Mosel (モーゼル)
品種:Spatburgunder (シュペートブルグンダー)
タイプ:Pink (ロゼ)
度数:10%
インポータコメント
8時間マセレーションしてから圧搾、ステンレスタンクで野生酵母により発酵。
乳酸発酵は行わない。
澱引きせずに4カ月熟成、その後2カ月細かい澱とともに熟成。
2015年からロゼを醸造している。
赤ワインは数年に一度、良年に醸造している。
■生産者
A.J. Adam (A.J. アダム)
本拠地:ドイツ・モーゼル
2000年に当時21歳だったアンドレアス・アダムが、祖父が一度廃業した醸造所を再開。
かつてベネディクト派修道院が所有していたブドウ畑ドローナー・ホーフベルクのうち1haでワイン造りを始めた。
ガイゼンハイム大学で栽培醸造を学び、モーゼル下流のヘイマン・ルーヴェンシュタイン醸造所で働きながら自分の醸造所も運営。
間もなく地元ベルンカステルのワイン商の目にとまり、若手のホープとして急速に名声を高めた。
現在はドーロン村とピースポート村に合計5.5haのブドウ畑を所有する。
2016年まで親友の醸造家ユリアン・ハールトと共同で栽培・醸造し、「アダム&ハールト」のブランド名でリリースしていた、ピースポーター・ゴルトトレプヒェンの畑はアダムが購入して、コラボレーションを解消した。
ホーフベルクの畑はモーゼル川の支流ドーロン川の渓谷に沿って聳える急斜面で、渓谷の上流から下流へと常に風が吹いているため灰色カビが繁殖しにくく、健全に熟したブドウを収穫しやすい。
土壌は青色と灰色のデヴォン紀粘板岩に結晶片岩が混じっている。
ヘクタールあたりの収穫量は55hℓ前後で、醸造にはエステートワインにはステンレスタンク、畑名入りのワインには伝統的なフーダー樽を用いて、どちらも野生酵母で発酵する。栽培しているのは100%リースリング。