ワン・ポケット 2019
国:South Africa (南アフリカ)
地域:Swartland (スワートランド)
品種:Pinotage (ピノタージュ)
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオロジック
SO2:無添加
度数:12.5%
インポータコメント
アフリカンブラザーズとテスタロンガ・チーム(カルラとクレイグ)の最初のコラボレーションワイン。
ラベルは弊社の娘ゆづきが担当。
モモちゃんという少女が初めて傘を買ってもらい、少し緊張した表情でさしているシュールな作品。
クレイグがこの少女の小さなポケットに着眼し、ワン・ポケット(一か所)のピノタージュから造られていることと日本の弊社のためだけにという意味合いも込めて名付けられました。
2001年に植えられた、スワートランドのパーデバーグ産のオーガニックのぶどうピノ・タージュ100%を使用。
手摘みで収穫後、全房プレス。
500リットルのステンレス樽で発酵。
イースト菌や他の添加物は一切なし。自然発酵(ジュースとワインは冷やさない)。
100%マロラクティック発酵。
ノンフィルター。
味わいは、ピュアでフレッシュな 果実の味わいと旨みが特徴的。
可愛らしい果実の印象が強いワインです。
2019年のヴィンテージは、ほんのり茶色がかっており、少し枯れたニュアンスがあり、今までのフレッシュでピチピチした印象とは違い、大人な雰囲気です。
煮詰めた苺のコンポート、紅茶、ハーブ、腐葉土といったニュアンス、余韻にほんのりと苦さがあります。
■生産者
Testalonga (テスタロンガ)
本拠地:南アフリカ・スワートランド
造り手:クレイグ・ホーキンス
作り手のクレイグ・ホーキンスは、スワートランドの“ラムズフック”という、南アフリカにおいてナチュラルなワイン造りのパイオニアとして一躍したワイナリーで、醸造責任者として働いていました。
「テスタロンガ」は、2008年に満を持して独立を果たした自身のワイナリーです。
拠点を置くパードベルグと同地区に、花崗岩で構成される11haの土地を借り、ビオロジック栽培でシュナン・ブランを栽培するほか、信頼できる農家のブドウを購入したり、自身で開墾をし、ブドウ畑を作ってゆく壮大な計画も開始しています。
毎年ブドウやワインの出来のイメージによってエチケットや名前を変えるなどしており、自身の持つインスピレーションに忠実にワイン造りをする天才肌で、ヨーロッパやイギリス等、各国のナチュラルなワインのマーケットで注目を集めている生産者です。