ルトゥー・オー・スルス 2019
国:France(フランス)
地域:Alsace (アルザス)
品種:Pinot Gris (ピノ・グリ) 50%
Riesling (リースリング) 50%
タイプ:
土壌:シルト(ローム、泥土)混じりのヴォージュ砂岩
栽培:ビオディナミ
認証:AB、ユーロリーフ
SO2:無添加
度数:12.8%
インポータコメント
ブドウは手摘みで収穫。
ピノ・グリのブドウを果皮ごとリースリングの果汁に漬け込み、約12日間のマセレーションを施す。
その後、圧搾して、フードル・アルザスシエンヌで野生酵母のみでブドウ以外には何も加えず、SO2も添加せずに自然に発酵。
発酵終了後、引き続き、フードル・アルザスシエンヌでシュール・リーの状態で翌年の春まで熟成。
無清澄・ノンフィルター、SO2も無添加で瓶詰め。
2019ヴィンテージはリースリングが9/23、ピノ・グリが9/24に収穫。
■生産者
LOUIS MAURER (ルイ・モーラー)
本拠地:フランス・アルザス
ルイ・モーラーは今年 23 歳になるアルザスでも最も若いヴァン・ナチュールの造り手です。
彼は醸造学校在学中にマルク・クライデンヴァイスとドメーヌ・セルツで研修し、ビオロジック農法のワインへの影響の重要性を学びました。
高校卒業後はカトリーヌ・リスが醸造所を間借りしていたルカ・リーフェルの下で 1 年半修行し、ヴァン・ナチュールについて実践で学びました。
2016 年から実家のドメーヌに参画し、当時 20 歳ながら、家族のワインとは別に、自身 の名前で 3 種類のヴァン・ナチュール(2016 ヴィンテージ)を醸造してデビューしました。
実家のドメーヌは⻑年ビオロジックでブドウ栽培を行っており、2009 年からはビオディナミも導入しているため、 ルイはさらに先に進みたいと考え、ブドウ以外には何も加えないヴァン・ナチュールの醸造 (SO2 も無添加で、必要な場合に限り瓶詰め時に最低限のみ添加する)に挑戦。
ルイはドメーヌの三代目になりますが、ドメーヌの創始者である祖父母も両親も彼の 挑戦を強く後押ししてくれたそうです。
ルイは、カトリーヌ・リスやジャン・ピエール・リエッシュ(二人とも隣村のミッテルベルクハイ ムに住んでいます)、パトリック・メイエと非常に仲が良く、頻繁に会ってワイン造りについて の考えや哲学について意見交換をしています。
ラベルデザインは彼のガールフレンドがデザイ ンしたものだそうです。