パルクール 2018
国:France(フランス)
地域:Alsace (アルザス)
品種:アルザス系品種10種
タイプ:White (白)
栽培:ビオディナミ
認証:ユーロリーフ
度数:12.5%
インポータコメント
2018のパルクールは発酵がうまく進まず、1年半の発酵熟成期間となった。
2019年のワインででた澱を継ぎ足し、自然に酸化から守ると同時にワインを再度発酵させた特殊なワインとなった。
しかし熟成期間が通常より長くとれた分、角がとれ、程よい揮発酸と澱由来の旨味の調和がとれた味わいとなった。
手摘みにて収穫。
収穫後、全房プヌマティックプレスにて8時間のプレス。
その後50%フードル、50%ステンレスにて4ヶ月 熟成。
フィルターなし。
■生産者
La Grange de L'oncle Charles (ラ・グランジュ・デ・ロンクル・シャルル)
本拠地:フランス・アルザス
造り手:ルードヴィック・ロレール
当主のジェローム(26歳)は、高校卒業と同時に大工の道へ進むものの、ワイン愛好家であった祖父の影響を強く受け、ワイン造りを志すように。
アルザスのCFPPA(Centre de Formation Professionnelles et de Promotion Agricole:農業の訓練センター)で、ワインの栽培・醸造過程を経て資格取得後、2014年に自信が生まれ育った家にワイナリーを立ち上げます。
彼の大叔父が残した納屋を自分でカーヴへリフォームし、0.5haしかなかった畑は現在6haまでに。
2017年にCFPPAの同級生だったヤン・ビュリーが共同経営者に。
自然と地元をこよなく愛し、土地の個性が強く出るワイン造りを目標に、ビオディナミ栽培を選択。
馬などの動物や自然の力を借りて、ほとんどの時間を畑作業に費やす日々。
「テロワールは品種を量がする」という言葉を強く信じ、作り出すワインには品種をエチケットに記載せず、アッサンブラージュにより土地ごと、区画ごとに醸造。従来のアルザスワインとは異なるアプローチでワインをリリースしている。