ル・レザン・エ・ランジュ・ブラン ネジュマ 2019
国:France (フランス)
地域:Rhone (ローヌ)
品種:Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン) 60%
Grenache blanc (グルナッシュブラン) 30%
Chardonnay (シャルドネ) 10%
タイプ:White (白)
栽培:ビオロジック
SO2:無添加
度数:14%
インポータコメント
“Nedjma”は、アラビア語で「星」という意味。
蜜感が強く、香りが非常に好印象。
開けたてのほうが豆を感じるが、抜栓後は豆のニュアンスは弱まってくる。
果実の熟度が高いにもかかわらず、青りんごなど爽快感のある果実感が、心地よく、それを活かすためにもしっかり目に冷やして、飲み切るのがおすすめ。
■生産者
Le Raisin et L‘Ange (ル・レザン・エ・ランジュ)
本拠地:フランス・ローヌ
ピエール・オヴェルノワ、クロード・クルトワらを敬愛し、「亜硫酸無添加が絶対条件。ワインにブドウ以外のものは入れない」を信条とする、ジル・アゾーニのドメーヌ。
ジルはパリで生まれ、ヴォルネイでの修業後、1983年、アルデッシュの静かな渓谷の山間でドメーヌ開設。
畑はつい近年まで携帯電話も通じない、孤絶した地域であった。
「ブドウはイエス・キリスト。畑は聖母マリア。造り手は二人に従う羊飼いである」を哲学に、真摯かつ情熱的なワイン造りで、濃いばかりで単調になりがちな地域のシラーやグルナッシュから、熟成後にブルゴーニュも及ばないほど繊細で複雑な美しいワインを生む。
2016年から息子のアントナンが醸造に加わり、ワイナリー名義も息子の名に変更したが、当面はジルもワイナリーに残り、アントナンを手助けしている。
アントナンの加入後はワイナリーの形態もネゴシアンへと変わり、アルデッシュの数人ブドウ栽培家達と契約している。
栽培家の中には、やがてはヴィニュロンになろうという人もいて、アントナン達から醸造を学び、ワイナリーを立ち上げる若手も出ている。