ト・アンセストラル 2020

  国:Spain (スペイン)
 地域:Tarragona (タラゴナ)
 品種:Parellada (パレリャーダ)
    Macabeo (マカベオ)
    Muscat of Alexandria (マスカット・オブ・アレキサンドリア)
タイプ:White (白)、Petillant Naturel (ペティアン・ナチュレル)
 土壌:赤い石灰質土壌
 認証:ユーロリーフ
 SO2:無添加
 度数:11%

インポータコメント
パレリャーダ、マカベオ、マスカットオブアレキサンドリアの構成。
​収穫した葡萄を除梗した後に潰し、皮や種まるごと1日だけ醸す。
その後プレスし発酵させたものが、糖度比重1002になった段階で瓶詰。
毎年平均10度から11度までのアルコール度数の仕上がりで、グレープフルーツのような軽快な果実味と心地よい酸、そしてミネラルが非常にバランスのよいペティヤンです。
年産750本ほどの貴重なワインです。

グリーンがかったイエロー。
香りは、白い花、ライチなどのアロマティックな果実、ミントの清涼感、ほんのり白コショウなどのニュアンスを感じます。
味わいはドライでビター、ほどよい酸味が心地よく、余韻にもマスカットの華やかさが続きます。
春の訪れとともに外で飲んだら最高なペティアン!


■生産者
Celler Tuets (セラー・テュエット)
本拠地:スペイン・タラゴナ

2012年よりスタートしたワイナリー。
オーナーのアルベルトは元々エコロジストで、畑も自然な方法で栽培しており、そこにはビオディナミ、ビオロジックなどの概念は全くありません。
「幸せな農業」をコンセプトに、働く人も飲む人も皆が幸せになれるような農業、そしてワイン造りを目指しています。
彼の畑の多くは、赤い石灰質土壌で、造られるワインも塩気と石のようなイメージを与える味わいが特徴的です。
醸造は、自生酵母で行い、コラージュもフィルターも一切行わず、SO2も瓶詰時に1-2g/hlを添加するのみです。

ラベルの選定バサミを持つ手が意味するように、全てを手作業で行っており、非常に丁寧な仕事を感じさせるワインです。

スペインワインでここまでの綺麗な酸味と透明感を持ち合わせるワインは他にありません。
生産量は少ないですが、多くの方に飲んでいただきたい新しいジェネレーションワインです。

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