クレマン・アンディジェンヌ NV
国:France (フランス)
地域:Jura (ジュラ)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
Pinot Noir (ピノ・ノワール)
Poulsard (プールサール)
Trousseau (トゥルソー)
タイプ:White (白)、 Sparkling (スパークリング)
栽培:ビオディナミ
度数:12.5%
インポータコメント
通常のクレマンにヴァン・ド・パイユの酵母を1%入れて発酵、熟成させた、 おそらく世界で唯一のスパークリングワイン。
エレガントな泡立ち、たっぷりとしたフルーツの厚み。
パーフェクトな味わいはシャンパン泣かせの美味しさ!
醸造の違い、土壌の違いを熟知しているからこそ生まれる味わい!
50%ずつステンレスタンク、木樽で4ヶ月間シュール・リー熟成。
瓶内二次発酵後18ヶ月間瓶内熟成。
■生産者
STEPHANE TISSOT (ステファン・ティソ)
本拠地:フランス・ジュラ
La vie est BELLE!!=「人生は最高だ!」
で、挨拶が始まるステファンは人生を本気で楽しんでいる陽気な人柄。
ジュラのテロワールを表現するためには一切の妥協、後悔しない造りを心がけている。
1962年に設立したこのドメーヌは、現在3代目のステファン氏が後を引き継いで経営している。
海外のワイナリーでの経験があり、ブルゴーニュ地方ボーヌでも5年に渡り醸造に携わるなど、広い視野の持ち主。
その彼が蔵を引き継いで改革したのが「ビオディナミ」農業の導入。
もともと父の代まで化学物質を使用しない農業を行っていたが、1999年それを大きく進めて、ジュラの大地と気候が生み出す「オリジナリティー」を持ったワインを追求する。
テロワールを明確に伝えようと思えば、どんな近代醸造をもってもぶどう自体の質を上げずしてテロワールのワインを造ることは不可能と悟り、ぶどう栽培を変えた。
ジュラ地方といえば「自然派ワインの総帥」ピエール・オヴェルノワ氏が挙げられるが、彼からも「ジュラを代表する造り手」と賞賛を受けている!!
【土壌】
1000年前の隆起で、ソーヌ川を挟んでジュラは数億年前の土壌が表に出ている。
(ブルゴーニュは平地で石灰質にたどり着くには地下500mまで掘らないといけない!)
アルプスの隆起により、ジュラでは複雑な土壌構成の丘が沢山出来た。
この複雑な土壌から生まれるワインは、例えば「アルボアのシャルドネ」と一言では語れない。
ティソでは、トリアスのマルヌ(青い泥灰土)石灰質土壌はシャルドネ、トゥルソー、ピノ・ノワール、粘土質が多い土壌ではプールサール、サヴァニャンを育てている。
【収穫〜醸造】
ぶどうの収穫は区画ごとに手摘みで行い、醸造も区画ごとに分けて行う。
ほとんどのキュベがフィルターをかけず、亜硫酸は最低限の使用に抑えるなど、人工的に介入しない自然なワイン造りをする。
畑で傷んだぶどうは選果し、未熟果などはカーブで更に選果。
プールサールは蜂などの昆虫が触れただけで破裂してしまう程、果皮が薄いぶどう。
その後は直ぐに除梗作業、タンク上部で手による除梗を行うが、プリプリの完熟したぶどうが、ジュースと共にタンク内に落ちていく。
はじかれた房はスパークリング用として使用される。