ガッタイア ビアンコ 2018
国:Italy (イタリア)
地域:Toscana (トスカーナ)
品種:Chenin Blanc (シュナン・ブラン) 70%
Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン) 25%
Sauvignon Gris (ソーヴィニヨン・グリ) 5%
タイプ:Orange (オレンジ)
栽培:ビオディナミ
SO2:必要最低限
度数:13%
インポータコメント
微かにオレンジがかったイエローの色調。
柑橘フルーツや湿った藁、ハーブなどの香り。
アタックはとても柔らかくナチュラル。
口中にはアプリコットやドライフルーツなどの旨味のある味わいが感じられる。
長い余韻のフィニッシュには心地良い苦みが残る。
■生産者
MICHELE LORENZETTI(ミケーレ・ロレンツェッティ)
本拠地:イタリア・トスカーナ
ミケーレ・ロレンツェッティは 2004 年からビオディナミのブドウ栽培と醸造のコンサルタントとして、グラヴネルやイル・マッキオーネ、ラ・ヴィショラなどイタリア全土の数多くのワイナリーのコンサルタントをしているイタリアのビオディナミワイン界では知らぬ人はいない巨匠です。
その彼がトスカーナ北部の冷涼な畑で造るワインが存在します。
栽培面積 2.7 ヘクタールで、1 つのワインの生産量は千本前後程度というミクロキュヴェです。
英米でもまだ輸入が始まったばかりのレアなワインです。
ドメーヌがブドウ栽培をするムジェッロはアペニン山脈の麓にある渓谷で、トスカーナでも極 めて冷涼な気候に恵まれています。
19 世紀にはブルゴーニュ出身の醸造家がピノ・ノワール などのフランスの高貴品種を栽培して、大きな成功を収めていましたが、フィロキセラによって 荒廃してしまいました。
ロレンツェッティは、この貴重な歴史を復活させるため、そしてこの地の大きな可能性を証明するために、ピノ・ノワールやシュナン・ブラン、ソーヴィニョン、リースリン グといったフランス系の冷涼品種を栽培してワイン造りに乗り出したのです。