プチ・ウルス・ブラウン 2021
国:France (フランス)
地域:Rhone (ローヌ)
品種:Syrah (シラー)
タイプ:Red (赤)
土壌:粘土石灰
栽培:ビオロジック
認証:エコセール
SO2:アルコール発酵時と熟成時に10mg/Lずつ
度数:13.5%
インポータコメント
生産者マチュの分身的プティウルス(小熊)をエチケットに描きました。
粘土石灰で育ったシラーをセメントタンクで発酵・熟成しました。
ブラックガーネットの外観から、カシスやフランボワーズ、くるみやヒノキ、黒コショウの香りが拡がり、しっかりとしたアタックに湧き出る旨味、明確な酸とタンニンの存在がバランス良く中程度のアフターが心地よい仕上がりです。
■生産者
Matthieu Barret (マチュ・バレー)
本拠地:フランス・ローヌ
作り手:マチュ・バレー
ドメーヌ・デュ・クレの生産者マチュ・バレーは、ローヌ・コルナスで1999年に祖父のドメーヌを譲り受け、現在では13haの畑を所有しています。
土壌は「ゴア」と呼ばれる古い花崗岩でワインにミネラル感を与えてくれます。
平均樹齢35〜 40年、中には1920年代に植えられた80〜 90年のシラーの古木が含まれます。
土壌の活力を活かすため2001年からビオロジック、2002年からビオディナミ農法を実践し、自然との調和を大切にするため「haie(エ)」と呼ばれる雑木林を畑の周りに自然な形で残し、地中の水分調整を行っています。
畑の土はフカフカでブドウの樹たちが活力持って生きているのがよくわかります。
醸造方法にも強い拘りを持ち発酵はブドウの力を蓄えやすく澱も取り除きやすい卵形のセメントタンクで行い、テロワールを最大限に表現するため熟成には新樽は使用しません。
こうして造られたワインは、パワフルながらも繊細で且つ複雑味と余韻に富み、まさに北ローヌが生み出したグランヴァンと言えるでしょう。
フランスの三ツ星レストランPic(ピック)、Le Cilantro(ル・シラントロ)など著名レストランにもオンリストされ、マチュ・バレーの名は自然派ワイン界のみならず、ワイン業界全体からも熱い注目を受けています。