ビアンコ 2021


  国:Australia (オーストラリア)
 地域:Victoria (ヴィクトリア)
 品種:Fiano (フィアーノ) 50%
    Vermentino (ヴェルメンティーノ) 50%
タイプ:Orange (オレンジ)
 栽培:オーガニック
 SO2:無添加
 度数:12%

作り手より
自然のようなダイナミックなシステムの中で働いていると、ワインは毎年同じレシピやスタイルで造られるべきだとは考えなくなります。
むしろ、その年の気候や得られた果実、その結果出来上がったワインの性質によって、スタイルやキュヴェの方向性が決定され、その中で試行錯誤を重ねることが好きです。
2021 年の Bianco は、フィアーノ(フリーランジュースのみ)とヴェルメンティーノがおおよそ半々です。
それぞれ別のステンレスタンクで、様々な技術を駆使して醸造しました。
スキンコンタクトは前年より少しだけ短くなっています。
シュール・リーにてエレヴァージュ 10 ヶ月。
ラッキングはボトリング前にブレンドをする際に一度のみです。
出来上がったワインは非常に落ち着いていて、エネルギッシュです。
ミディアムウェイトで、非常に集中力があり、エレガントなストラクチャーと生き生きとした酸を十分に持っています。


■生産者
MOMENTO MORI WINES (モメント・モリ・ワインズ)
本拠地:オーストラリア・ヴィクトリア
作り手:デイン・ジョーンズ

Daneはもともとニュージーランドの南島のウエストコースト出身です。
大自然の中で育った彼にとって自然に造られないワインは違和感でしかなかったそう。
大柄でたくましい髭、キャップにド派手なシャツ、という出で立ちはまさにギャングスターといった感じではあるものの、非常にまじめな性格や澄んだ瞳はワイン共々Momento Mori Winesの魅力の一つとなっています。
2004にオーストラリアに移住し、コーヒー業界でバリスタとしてWild Open RoadやProudMaryなMelbourneのなかでもトップクラスと言われるカフェで活躍していましたが、2009年もともとワインに興味を持っていた彼はVictoria州のHarcourtValleyにあるワイナリーで働き始めます。
その後フランスで研修し、その間、彼はJean Francois GanevatとPierreOvernoyを訪れ、彼らのワイン造りの哲学や情熱をシェアし共感することができました。
その経験は今の彼のワインメイキングの核となっています。
また彼は今は亡きRadikonのワインと出会い、イタリアのぶどうが持つ華やかな香りや、スキンコンタクトが生む複雑味などに魅了され、全てのキュヴェはイタリアのぶどう品種から成っています。
ワイナリーのすべては手作業で行われ、必然的に生産量はかなり少ないものの、SO2無しで尚且つ清潔で純粋なワインを作る唯一の方法は、発酵からボトリングまでのすべての面において優しく、丁寧に自分ですべてを行うということだと彼は言います。
2016年もっともオーストラリアのナチュラルワイン界を感動・震撼させたワイン・ワイナリーです。

--- 2017 ヴィンテージについて --- DANE JOHNS より ---
栽培期は、間違いなく私がMomento Mori Winesを始めて以来経験した最も優しい “The Kindest“シーズンでした。
長い間涼しく、また必要なタイミングで雨が降りました。
その結果、酸度が高く、高い糖度になることなく味が熟した果実が得られました。
クリーンでピュア、ストラクチャーもあって、そして私達にとって最も重要な低アルコールになる葡萄を育んだ完璧なシーズンでした。
ワインを造ることは、とても長いプロセスであり、毎年学んだことを適応できる翌年の収穫まで保持しなければならないという意味で多くの忍耐を教えるものです。
それができれば、様々な事を洗練させるのに役立ち、自分が思い描く理想のワインに一歩近づくワインを造ることができるのです。
今年はその理想のワインに最も近いものを造ることができました。

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