ババール・イズ・ザ・カラー 2021
国:France (フランス)
地域:Rhone (ローヌ)
品種:Syrah (シラー)
Viognier (ヴィオニエ)
Merlot (メルロー)
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオディナミ
SO2:無添加
度数:11%
インポータコメント
手摘みで収穫し、醸造はコンクリートタンク。
黒ブドウはダイレクトプレス、白ブドウは20日間マセラシオンしています。
このワインを造った年にロリの祖父が亡くなり、ニックネームだったババールと有名な象の絵本の主人公ババールをかけて名前に採用しました。
ロリが祖父と過ごした時間が非常に幸せでカラフルだったことから、幸福さを色で表現しています。
また、よりキャッチーになるよう英語にしています。
メルロー、シラー、ヴィオニエというありそうもないブレンドですが、シラーのアロマティックなノートが全体のバランスを統括しており、フィニッシュはストロベリーのノートで締め括られます。
■生産者
Le Petit Oratoire (プティ・オラトアル)
本拠地:フランス・ローヌ
ロリ・ハオンは、若い生産者でアヴィニョンからそれほど遠くないヴァリギエールに2015年にプティ・オラトアルを設立しました。
ロリはワイン造りを始めるために小さなブドウ畑を探していました。
彼の父親は、すでに有機認証を受けている15haのブドウ畑をEbayで見つけました。(Ebayで見つけるなんて、すごく今っぽいですね)
非常にコストパフォーマンスがよかったので、父親はなんとか返済できるだろうと、息子のために購入を決断しました。
ロリは当初、15haは広すぎると思っていましたが、ポジティブに捉えてチャレンジすることにしました。
ティエリー・フォレスティエ (モン・ド・マリーというドメーヌで日本でも人気) の助けを借りて、彼は最初のヴィンテージから本当に良い結果を残し、生産者としてのキャリアが始まりました。
ロリは有機認証されたブドウ畑でビオディナミを実践しています。
赤ワインではグルナッシュ、シラー、カリニャン、テレ・ノワール、ピックプル・ノワール、サンソー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カラドック、ムールヴェードル、ピノ・ノワール。
白ワインではクレレット、クレレット・ロゼ、グルナッシュ・ブラン、ヴィオニエ、ブールブラン、ルーサンヌと非常に多くの品種を生産しています。
樹齢は約30-60年です。
ブドウ畑を耕すのにトラクターが使われ、収穫は小さな木箱を使用して手作業で行います。
醸造プロセスはキュヴェによって異なりますが、ブドウをそのままキューブに入れ、カルボニックマセラシオンを行うことが多いです。
その後、木製のプレス機で軽くプレスするか、足踏みで潰します。
マセラシオンは短期間で、SO2や化学薬品は全く使用しません。