レ・ペリエール・オン・グレ 2019
お一人1本まででお願い致します。
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Menu Pineau (ムニュ・ピノー)
タイプ:White (白)
度数:12%
インポータコメント
ダイレクトプレスした後、Jarres(ジャー)と呼ばれるアンフォラのような形をした500Lの容器で発酵・熟成。
中程度の黄色。
晩柑や早生みかんなどの和柑橘、酸味のある海外の小ぶりなりんごなどを想わせる爽やかな果実香を主体に、火打石や煙、りんごのコンフィチュール、シュクレフィレの芳ばしいニュアンスが感じられます。
スワリングすると仄かに桃を想わせる甘やかな香りが引き立ちます。
ほどよい甘みが舌先に感じられる優しいアタックで、溌剌とした柑橘系の酸が導くように先へと誘います。
岩清水のような透明感を感じさせる飲み心地、それでいて旨味がしっかりと絡み合いコクやまろみを感じさせながら、シャープでキレのある酸、爽快感のある果実味と共に口中に膨らみます。
アフターには仄かにシュクレフィレの芳ばしさや塩味が感じられ抑揚や深みを与えています。
ピュアな果実味と旨味が調和する辛口の仕上がりです。
■生産者
Christian Venier (クリスチャン・ヴニエ)
本拠地:フランス・ロワール
クリスチャン・ヴニエは、若い頃から自然派ワインに興味を抱いており、1995年に従兄弟のティエリー・ピュズラと一緒に農業学校に入学しました。
農薬の害などについて農民や周辺住民が知らなかった時代に、ルネ・モスやジュー・ピトン達とも一緒に、当時としては革新的な有機栽培を学びました。
クリスチャン家系は、ロワール地方のブロワ近くで何代も続いている農家ですが、スタート時には、父親の畑の葡萄が醸造に適していなかったので、畑を借りましたが、現在は葡萄の植え替えも終えてトータル7ha弱の畑を所有。
7つの品種を栽培しています。