トゥーラ ブランコ 2021
国:Portugal (ポルトガル)
地域:Vinho Verde (ヴィーニョ・ヴェルデ)
品種:Alvarinho (アルヴァリーニョ)
Arinto (アリント)
Azal (アザル)
タイプ:White (白)
度数:12%
インポータコメント
ヴィーニョ・ヴェルデの中でも内陸部に位置するセロリコ・デ・バスト地区にあり、標高350m、南西向きの花崗岩土壌。
海風の影響をほとんど受けない。
暑く乾燥した夏と、寒く雨の多い冬が、ワインを特別なものにする。
手摘み収穫、畑では熟成と健康状態が完璧な状態のブドウの房だけを収穫。
除梗。
ブドウ全体をソフトにプレス。
ブドウ果汁を重力でタンクに運び、低温清澄化。
長期間の発酵。
定期的にバトナージュを行いながら、5ヶ月間澱とともに熟成。
トロピカルフルーツやパッションフルーツのようなフルーティな香りと、ほのかに花のようなエレガントなタッチ。
フレッシュな酸味とミネラル感あふれる味わい。
骨格がありクリーミーな口当たり。
■生産者
TURRA (トゥーラ)
本拠地:ポルトガル、ヴィーニョ・ヴェルデ
ヴィーニョ・ヴェルデは白ワインの産地として今ではすっかり定着したが、アフォンソ3世がモンサンの村に 寄贈したいくつかの文献によると、14〜16世紀にヴィーニョ•ヴェルデのモンサンからイギリスへ出荷されていた赤ワインが、”ブルゴーニュワインの代替品として実に素晴らしいワインだ”と明確に示している。
それに気付いたワインプロデューサーであるコンスタンティーノ・ラモスは、このヴィーニョ・ヴェルデでの赤ワインの伝統を復活させるというアイデアに密かに着手することにし、樹齢70年のブドウ園を利用し、軽やかな色、フレッシュでいてインパクトのある酸味。
非常にエレガントで、低アルコールのワインを生み出した。
そして、コンスタンティーノは、ここヴィーニョ・ヴェルデで活躍するアルヴァリーニョの父と慕われるワインプロデューサー、アンセルモ・メンデスのワインメーカーであり「右腕」としても活躍している。
ブドウ園はポルトガル北部のモンサン市の最上部にあるリバデモウロとタンジルにあり、 ワインへの人為的 介入は最小限に抑え、手作業でラベルと番号を付けたクラフトワイン。
5年前から始まったプロジェクト”TURRA”は、セロリコ・デ・バスト地区でヴィーニョヴェルデのフレッシュ さを思う存分楽しめるワインを生み出している。
今年は、ポルトガルに数いる醸造家の中から素晴らしいワインを造る醸造家に贈られるエノロジスト・オブ・ ザ・イヤーにも選ばれた。
これから益々目が離せないワインメーカーである。