R-O-S-E 2022
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Cabernet Franc (カベルネフラン) 40%
Grolleau Gris (グロロー・グリ) 40%
Grolleau Noir (グロロー・ノワール) 20%
タイプ:Pink (ロゼ) 、やや甘
認証:ユーロリーフ
度数:
インポータコメント
泥灰土壌、20Lの樹脂タンクで8ヶ月熟成。
フィルターなし、亜硫酸塩無添加。
残糖18g/L
非常に熱いヴィンテージであったが、非常にフルーティーなキュヴェは重苦しさを感じない。
■生産者
DIDIER CHAFFARDON (ディディエ・シャファルドン)
本拠地:フランス・ロワール
2005年に創設されたディディエ・シャファルドンは今では現地での評価が絶大。
サヴォワ出身のディディエ・シャファルドンの生産者としての履歴は決して平坦なものではなかった。
ナチュラルなワインを生産するべく1996年に、この地アンジュで、マルク・アンジェリの紹介によりドメーヌ・シャルボティエールで働き始める。
そこで栽培や醸造を担当しつつナチュラルなワイン造りを極めてきた。
10年後の2005年、シャルボティエールのオーナーがドメーヌ売却を決定した際に彼は独立することを決意。
自分自身がそれまで耕してきた畑の内3haと生産したワインの2004年と2005年のストックを購入し、自らのドメーヌを設立。
アンジュの特徴である片岩質を多く含む泥灰土層に育つ低収量のカベルネフランとカベルネソーヴィニヨンは、ビオディナミの要素を取り入れたオーガニック栽培によりテロワールを見事に表現。
手摘み収穫した健全なブドウを自生酵母のみで発酵、SO2添加はほぼゼロに近い極小量だけ。
ディディエの目指すワイン造りは極めてシンプル。
この地方の伝統に従ってアンジュのカベルネの素晴らしさを最大限に引き出すこと、そして敢えて残糖を残しつつアルコール度を低めに仕上げる自らのワインを「飲んだ後のことを心配せずに楽しめる大人のためにグレナディン!」と語る。
ワインの芸術家ディディエの造り出すワインは、静かでありながら心に響く力強い味わい。