ル・プティ・ブラン 2022
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Chenin Blanc (シュナン・ブラン)
タイプ:White (白)
栽培:ビオディナミ
認証:デメター、ユーロリーフ
SO2:20mg/l
度数:12.5%
インポータコメント
収穫後、ダイレクトプレスし(10%はマセラシオン)ステンレスタンクで温度コントロールせずに発酵。
その後6ヶ月熟成し瓶詰め。
リンゴや黄桃の果実味とフレッシュなアーモンド、そしてブドウの特徴であるハチミツのトーンが軽く混ざり合いながら、ドライでレモンのような酸の余韻がある、ダイナミックで爽やかなワインです。
相性の良い料理:クレオール料理、インド風のスパイシーな料理、寿司、魚介類、焼き魚など。
■生産者
SABLONNETTES (サブロネット)
本拠地:フランス・ロワール
造り手:ジョエル・メナール
ロワール地方のアンジェの街から南に20kmにあるラブレー村にジョエル・メナール氏のドメーヌ・レ・サブロネットがあります。
祖父の代からぶどう栽培をしていたメナール家ですが、ジョエルは当初機械技師。
1982年に実家に帰ると、ワイン造りをしつつ、樽職人でもあった父を手伝いながら仕事を覚え、1984年にはドメーヌを設立しました。
1991年からはビオロジック、2000年からはビオディナミでよりテロワールが生きたワイン造りを実践しています。
「90年頃、ビオを始めた頃は周りの人たちから変わり者扱いされたよ。でも、ラッキーなことにうちの畑は祖父の代から除草剤を使ってないし、他の農薬もほとんど使っていなかったから、ビオにしても大きなリバウンドはなかった。とにかく、きっちりはたけで仕事をして、その年の作柄を生かしたワイン造りたいんだ」
ワイン造りが楽しくて仕方がないというジョエル。
今では村でもビオディナミでワイン造りをする仲間も5人に増え、彼らのリーダーとして信頼されています。
他の地域の自然派生産者たちとの交流も深く、ビオディナミのプレパラシオンはサンソニエールのマルク・アンジェリから譲ってもらっているとか。
「ワイン造りをするには、幅広い分野の仕事が必要なんだ。畑仕事が一番大切だけど、メカに強くないと機械が故障したら大変だし、ぶどうの手入れはデリケートで常に細かい注意をしていなくちゃいけない。常にぶどうと会話しながらね。ある部分は技術者、ある部分は芸術家って言えるかな。たまには計算機も使えないといけないしね」
なるほど、納得!