[条件有] Brutal 2022 Christian Tschida / ブリュタル 2022 クリスティアン・チダ

7,200円(税込7,920円)

ブリュタル 2020


初日は会員のみ購入可能。
お1人様1本まででお願いいたします。
一緒に[条件有]以外の 同価格帯ワイン(数本の合計金額が同価格帯でもOK)の同時購入をお願いいたします。


  国:Austria (オーストリア)
 地域:Neusiedlersee (ノイジードラーゼー)
 品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
    Blaufrankisch (ブラウフレンキッシュ)
タイプ:Red (赤)
 土壌:石灰質
 栽培:ビオロジック
 SO2:無添加
 度数:

インポータコメント
位置:標高130m 
土壌:主に石灰質(ThenauとEdelgrabenの畑)
解放桶で6週間マセレーション発酵。
圧搾後、大樽に入れて、澱引きなしで約1年間以上熟成。
ノンフィルター、亜硫酸塩無添加で瓶詰。

全世界で、共感する生産者どうしで造られる、キュヴェ・ブリュタル。
初年度2016年はブレンドだったが、2017VT以降はピノ・ノワールをブリュタルとしてリリース。
2022VTは少量ブラウフレンキッシュをブレンドしている。


コンセプトワイン「ブリュタル」。
このワインは、瓶詰め時に亜硫酸を使用することをよしとしない様々な生産者が、自分たちの「攻めた」ワインに共通のキュヴェ名をつけて、各自でリリースするコンセプトワイン。
ブリュタルには「残忍な」「粗暴な」という意味があり、と同時にカタラン語(このコンセプの発起人にスペインやルーションの生産者が含まれるため)のスラングで「素晴らしい!」という意味もあるダブルミーニング。
既存のワインの権威に対してのアンチテーゼとして死神が鎌を振るうデザインのエチケット(ラベル)が定番で使用されます。

■生産者
Christian Tschida (ククリスティアン・チダ)f
本拠地:オーストリア・ノイジードラーゼー

オーナー醸造家のクリスチャン・チダは、実験的な醸造に積極的なオーストリアの醸造界の中でも異端児と呼びたくなる存在。
醸造学校へ通ったこともなく、グラフィック・デザイナーだったが2007年に父親から醸造所を継ぐと、一年で全く新しい独自のスタイルに切り替えてしまった。
ワイン造りは祖父と父、そしてロワールとブルゴーニュの生産者達から見よう見まねで学んだというが、様々な大きさの木樽(225〜2000ℓ)を自在に使いこなしている。
醸し発酵を含めた醸造方法を直感的に決めて、一度決めたらあとは極力手出しせずに樽の中のブドウがワインになるのをただ見守る。
モットーは「レッセ・フェール」。
放置して、自ずから調和に至らせる自由放任主義だ。
亜硫酸は添加しないか、してもごく微量。
そしてノンフィルターで瓶詰めする。
イルミッツのごくなだらかな土地に約8haのブドウ畑と、それ以外の農地を約14ha所有していて、羊やアヒル、ガチョウなどを飼っている。
栽培はビオロジックで堆肥には近郊の国立公園に住む牛糞を使う。
25に分かれた区画で栽培しているのは白はショイレーベ、ヴァイスブルグンダー、グリューナー・ヴェルトリーナー、ムスカート、赤はツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュ、カベルネ・フラン、シラー。
ウィーンに住んでいた頃親交のあった画家アルフレート・フリドリチカ(2009年に他界)のエッチング作品『地上の楽園』Himmel auf Erdenをエティケットにした同名のワインの自由奔放さ、グリューナー・ヴェルトリーナーを醸し発酵した「ノン・トラディション」の底知れないスケールの大きさ、「ドームカピテル」のカベルネフランの端正で繊細な深み。
彼の造るワインは、いずれもが独自の世界を構築している。

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