クシノマヴロ・ナチュール 2023
国:Greece (ギリシャ)
地域:
品種:Xinomavro (クシノマヴロ)
タイプ:Red (赤)
SO2:
度数:13.5%
インポータコメント
位置:200m、東
土壌:石灰岩
50%除梗し、野生酵母による発酵をマセレーションしながら30日間行う。
500ℓのバリックにて、6ヶ月熟成。
当初は亜硫酸無添加の挑戦的なキュヴェというコンセプトだったが、やはり味わいでキュヴェを特徴づけたいと考え、2015年VT以来必要であれば他のキュヴェの半分以下ではあるが亜硫酸を添加している。
熟した果実感のタッチの柔らかさが特徴。
■生産者
Domaine Thymiopoulos (ドメーヌ・ティミオプロス)
本拠地:ギリシャ
現在ワインを造っている、アポストロス・ティミオプロスの父は、ナウサエリアで最も有名なブドウ栽培家として知られていた。
2004年にアポストロスが醸造学校を卒業後に、栽培を引き継いで醸造を始め、徐々に近隣の畑を買っていきながら、現在では30haのブドウ畑を所有しており、彼のワイナリーのあるトリロフォス村の丘の畑全てを所有している。
畑の周りには小川や森などの自然しかなく、獣害は悩ましい問題だが、オーガニックをしている畑と森しかないという環境は、ブドウ栽培にとっては最高だ。
生産量にしてはあまりにも小さなセラーでカジュアルなものから、上級キュヴェまで、完成度の高いワインをつくっている。
濃くて酸っぱいというイメージの強いクシノマヴロという品種だが、樹齢の若い樹のブドウから造られた、ロゼと、ジューヌ・ヴィーニュ・ド・クシノマヴロは、強いはずのクシノマヴロの酸が抑えられ、心地よいアフターテイストを与えてくれる。