トゥ・セ・キ・エ・ボー・ルヴィアン 2020 (500ml)
国:France (フランス)
地域:Rhone (ローヌ)
品種:Gewurztraminer (ゲヴェルツトラミネール)
タイプ:White (白)、酸化熟成
度数:15.25%
その他:500ml
インポータコメント
ダイレクトプレス。
ファイバータンクで6ヶ月間の発酵。
その後、300Lの樽で36ヶ月間の酸化熟成。
2024年5月瓶詰め。
黄みがかった黄金色。
りんごの蜜やコンフィチュールのような充実感のある果実に、黄色の花や蜂蜜、紅茶、ドライハーブが重なり、さらにビターカラメルやカカオの香りが加わることで、ほどよくアロマティックでありながら、豊かなコクと複雑さを備えた様子が窺えます。
口に含むと軽い酸化のニュアンスが感じられますが、重厚すぎることがなく、小気味よいシャープな酸が溶け込み、果実味や旨みを引きたてつつ滑らかに広がります。
ゲヴェルツトラミネール由来の華やかさや甘やかな風味を残しながら、乳酸的なまろやかさや酸化熟成による旨みが絡み合い、ビターな風味がコクや奥行きを与え余韻に長く続きます。
■生産者
Anders Frederik Steen (アンダース・フレデリック・スティーン)
本拠地:フランス・ローヌ
これまで、Foxy Foxy Nature Wild Lifeのドメーヌ名としてご案内しておりましたが、2016年ヴィンテージよりアンダース・フレデリック・スティーン個人の名前でリリースすることになりました。
Foxy Foxy Nature Wild Lifeを立ち上げたジャンマルク・ブリニョとアンダース・フレデリック・スティーンは、2015年の醸造を最期にそれぞれが違う道を歩むことになりました。
目指すワインのスタイルや価格帯などが微妙に異なり、考えの差を埋めることが難しいとお互いが判断したためです。
ジャンマルクは安い価格帯で多くの方々にとって親しみ易いものから、コアなファンが求める個性的なハイエンドモデルまでをいくつか造ることを提案していたのに対して、アンダースの考えは中間の価格帯で多くの人から受け入れられる、使い易いスタイルのワインを主体とすることでした。
アンダースは、「ジャンマルクは良い友人であり、ワイン造りについて沢山のことを教えてくれた恩人でもある。彼に対しては感謝の念に堪えない。」と述べています。