ボンヌフェット・パパ 2010

  国:France(フランス)
 地域:Loire (ロワール)
 品種:Gamay (ガメイ)
    Pineau d'Aunis (ピノ・ドニス)
    Cot (コー)
    Cabernet Franc (カベルネ・フラン)
タイプ:Pink (ロゼ)・Petillant (ペティアン)
 栽培:ビオディナミ
 SO2:無添加

■生産者
Bruno Alion (ブルーノ・アリオン)
本拠地:フランス・ロワール
作り手:ブルーノ・アリオン

ロワール地方中部の主要都市トゥールから東に約40kmのThesee(テゼ)村に、ブルーノ・アリオンの蔵はあります。
家族代々営んできた蔵をブルーノが引き継いだのは1978年、19歳の時。
当時は協同組合にブドウを売っていました。その頃はまだ除草剤などの使用が広まる前で、昔ながらの栽培をしていましたが、病気や害虫による生産量ダウンを避けるために開発された近代化農業を組合が推奨したことによって、1986年から10年間は合成化学物質から作られた農薬を使いました。
この頃、アメリカを始めとした国々で、いったん認められた農薬のいくつかが、毒性が高いという理由で使用を制限されていったことがきっかけとなり、ブルーノは、環境問題や人体への影響を心配するようになりました。
ヴィニュロン仲間の一人、隣村でビオディナミ栽培をするミッシェル・オージェに相談し、結果として「自然環境」と、「消費者、そしてブドウを育てる自分たちの健康」を考えて、1995年に除草剤の使用を中止しました。
決断した後の対応はとても敏速で、すぐビオディナミに切り替え、1997年には「デメテール」を取得しました。
現在所有する13haのブドウ畑は全てビオディナミによって栽培されています。

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