ピーカブー 2017
国:Australia (オーストラリア)
地域:South Australia (サウスオーストラリア)
品種:Grenache (グルナッシュ)
タイプ:Pink (ロゼ)、Petillant (ペティアン)
土壌:砂質土壌
SO2:無添加
度数:13%
インポータコメント
2016をリリースした際に私が書いたのは確かこんな感じだったかと...「色は炎のシュレンですが」「味わいは風のヒューイです」と 笑。
最早若年層や女性の顧客様を完全に無視した酷く不親切な説明分。
しかしながらこの、Grenache種100%で作られた意欲作は蛇足とも思える駄文で表現する事が陳腐に思える程素直で優しく、そして余りに飲み易かったのです。
ペティアンスタイルですがディスゴージュ(澱引)は無し。
ラズベリーやクランベリーの炭酸水をゴクゴク呑み込む様な感覚で楽しめます。
Jamesありがとう♪
■生産者
Jauma (ヤウマ)
本拠地:オーストラリア・サウスオーストラリア
作り手:ジェームス・デニス・ダンビー
2006年にオーストラリア最優秀ソムリエの栄冠に輝いたジェームス ダンビーアースキン。
世界最優秀ソムリエを目指すかと思われていた彼がその栄冠に輝いた直後にソムリエを辞めた事は誰しもが驚かされました。
ジェームスは既に決心していたのです。
自分自身のワインを作る事を。
フランス・イタリア・スペイン・オーストリア・ドイツで研鑽を積みながら本当に自身が作りたいと思うスタイルに辿り着く訳ですが、ジェームスのスタイルは今正に世界中でインパクトを与えています。
ちなみにヤウマとはラテン語でジェームスを意味していますが、これはスペインでジェームスが出会った若き天才醸造家の名前でもあるそうです。
グルナッシュをシュナンブランを「心のブドウ」と言うジェームスが選んだ土地は南オーストラリアのマクラーレンヴェール。
シスト土壌に砂質土壌が層を成す過酷な環境で、家族と共に文字通り手作りで作る彼のワインにはフィネスがあり一般的に高いアルコールと思いボディを連想させる同地のワインとは格段の差があります。
サンスフルは勿論。
極力何もしないアプローチがヤウマのスタイルです。