マモロ・ピニョレット 2016
国:Italy (イタリア)
地域:Emilia-Romagna (エミリア=ロマーニャ)
品種:Pignoleto (ピニョレット)
タイプ: White (白)
土壌:粘土質土壌
栽培:ビオディナミ
SO2:40mg/L
度数:12.5%
インポータコメント
わずかに感じる泡のような口溶けにホッとする。
10%だけ2日間の醸しを行うことで、ぶどうの持っている要素をより多く抽出しています。
ほんのり苦みをともなうフレッシュなナシのような果実感。
酸化ニュアンスとしてハチミツやくるみのような風味も。
優しい酸味と果実の甘み、心地よいタンニンがクセになる。
テロワールもぶどうの個性もはっきり発揮。
マモロとはボローニャの12の城壁の門から(聖人の名前)聖マモロから。
■生産者
MARIA BORTOLOTTI (マリア・ボルトロッティ)
本拠地:イタリア・エミリア=ロマーニャ
造り手:フラヴィオ・ボルトロッティ
マリア・ボルトロッティがあるのは
イタリア エミリア・ロマーニャ州の中でも東端のコッリ・ボロネージ。
ぶどう畑があるゾーラ・プレドーザの丘陵地帯はその付近で最もぶどう造りに適した土地として1000年前の文献にも名前が記載されています。
コッリ・ボロネージは80000haほどの広大な産地ですが、本当に自然な造りをしているのは10蔵ほど。
当主のフラヴィオ・ボルトロッティは1965年生まれの53歳。
将来を見据えたフラヴィオが中心となり、1992年からオーガニック栽培を開始、間もなくビオディナミコも開始。
畑を囲む木々やいきものたち。
畑のそばに住み、土地への愛情いっぱいの農業をおこなっています。
「天然酵母パン」を作るように、畑のいろいろな葡萄に付く酵母をタネ(スターター)に発酵。
本人曰く
「コーラスを目指しているんだよ。いろんな声がまざって心に響くワインにしたいんだ」
「複雑な味のワインをシンプルに造る」
「ワインはその土地そのものの味」