ドン・シャルドネ 2018
国:New Zealand (ニュージーランド)
地域:Nelson (ネルソン)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
タイプ:White (白)
栽培:オーガニック
SO2:無添加
度数:12%
インポータコメント
ホールバンチプレスで搾汁、発酵と熟成はティナハ(スペイン産アンフォラ)と古樽のコンビネーション。
リリースしたてに感じた、引き締まったミネラルと微かなクリーミネスは健在。
ブラッドオレンジやミネオラの様な華やかなシトラスと、ティナハ由来の独特な旨味が出て来ました。
ミネラリティとアーシーさが陰影を作り、僅かに感じるスモーキーな還元香が、この品種を飲む喜びを再認識させてくれます。
■生産者
Alex Craighead Wines (アレックス クレイグヘッド ワインズ)
本拠地:ニュージーランド・ネルソン
作り手:アレックス・クレイグヘッド
シドニー生まれのアレックスクレイグヘッドは幼少期にニュージーランドに移住し、クライストチャーチで育った彼はキャリアを料理人としてスタートしました。
2001年にシェフとして西オーストラリアのスワンヴァレーに移り住みましたが、同地で多くのワインを味わい、醸造家と密接な繋がりを持った事でワイン造りへの情熱が目覚め始めます。
ワインへの熱い想いは彼をキッチンから切り離し、ニュージーランド リンカーン大学への誘います。
そこで醸造学と栽培学を修め、フランス・イタリア・スペイン・アメリカ・カナダと各国でビンテージを含めた全プロセスを叩きこみます。
世界各地を巡りながら様々なスタイルのワイン造りを体験し、2011年にようやく生まれ育ったニュージーランドへ戻って来たアレックスには一つの野心がありました。
それはニュージーランド最高の「ピノ」ファミリーを作り上げる事。
ワイララパにあるマタヒウィ ワイナリーを経て若干32歳の若さでアラナ エステートの醸造最高責任者に抜擢されたのは情熱のみならず、マタヒウィを一躍スターダムに伸し上げた彼の手腕が評価された結果です。
マーティンボローの雄アラナ エステートを率いつつアレックス自身が本当に自分の為に作りたいと願ってスタートしたレーベル。
それがドンです。(アレックス クレイグヘッド ワインズに統一。)
今は亡き祖父の名に込めた彼の想いワインの味わいに反映され、未だオーセンティシティが蔓延する同国市場に一石を投じ、大きな波紋を呼んでいます。
2年前よりNelson【ネルソン】のUpper Moutere【アッパー モウテレ】へとお引越し。
かつて「最高のPinotを作る」としたDONのコンセプトは「最高のBourgogne品種ワインを作る」事にスイッチしました。
Pinot Gris単一のワインはもう作る事はありません、全てのPinot Grisは彼が現在Kindeliで作っている各種キュヴェにブレンドされております。