ラ・マカベウ・デル・テイッチョ 2019
国:Spain (スペイン)
地域:Cataluna (カタルーニャ)
品種:Macabeo (マカベオ)
タイプ:White (白)
土壌:粘土石灰質土壌
栽培:ビオディナミ
SO2:無添加
度数:13%
インポータコメント
Macabeu』=ぶどう品種。
『Teixo』=アナグマ。
この周辺にはアナグマが多く住んでおり、みんなこの面白い動物が好きだからこのネーミングに。
色合いと味の複雑さはオレンジに近く、これはぶどうの異例な成熟度によるもの。
円やかな口当たりとしっかりとした酸味がバランス良く調和し合い、旨味たっぷりの味わい。
白身のお肉や魚介類と合わせたら文句なしのベストマッチ!
ラベルデザイン
左端にカタルーニャ出身のビオディナミとフィトセラピー(植物療法)のスペシャリスト、ダヴィッド・バイチャス氏を紹介しているイラスト。
このキュベは生産量が最も少ない事が書かれている。
乾燥が酷かった 2019 年ぶどうの熟成度は微妙で当初どのように醸造しようか悩んでいたサルバ。
しかし収穫時期前に雨が降り、ぶどうは綺麗に完熟され最高な品質に!
続いて、ワイン造りのプロセス、最後にイングリッドとオルガがラベル名について話しています。
■生産者
AMOR PER LA TERRA (アモール・ペル・ラ・テラ)
本拠地:スペイン・カタルーニャ
2019 年来日し、コスミック旋風を巻き起こした コスミック・ヴィニャテーズのサルバドール・バットヤ・バラベッチュ。
一度会った事のある人なら分かると思うが、心底気のいい若者で、出会った 全ての人を魅了すると言っても過言ではない。
来日時には、自然派ワインを幅広く取り扱うヤウメとモノクローム、cuvee3000 などの経営・運営を行うチャビと一緒に全国各地を飛び周った。 もともと仲の良いこの 3 人組、日本の各地を周っていくうちに、ある一つのプロジェクトを思いついた。
それがこの AMOR PER LA TERRA(=地球の為に愛を=LOVE FOR THE EARTH)
サルバは若いころから農家として働いてきたが、仕事が正しい価値で評価されず悩まされてきた。
彼の父もぶどう栽培をしていたが、ワインは造らず全て協同組合に売り渡していたという。
そんな中コスミックを立ち上げ、自身のワインを生産しながらも、陽の目を見ない農家たちを手助けたい気持ちが徐々に膨らんでいた。
環境に優しい農作業を行い、ぶ どうを栽培しているがワインは造れない、造らない農家の人達に手を差し伸べたい...!
ヤウメと色々と考えているうちに、2019 年の来日が決まり、日本でコスミックを紹介している際に、『AMOR PER LA TERRA』を始めよう!
と この企画が生まれたのだ。
最終的にチャビもプロジェクトに参加し チームが結成!
自分たちのワインを造るのでは無く、農業を心から愛している人々のぶどうをサルバが預かりワインへと昇華させる。
目標は皆が関わり一つのチームとして『AMOR PER LA TERRA』のワインを造る事!
それが彼らの喜びなのだ。